一般に夢とは、幻覚や願望を含め、
情報処理や心理的なものが組み合わさって起こる脳の現象というのが常識かもしれませんが、
夢占いの本を見てもいろんな解釈がされていますが、
どれもこれも何かしっくりこないなぁと昔から思ってきました。


中世の神学者トマス・アクィナスは夢を見る原因には、
精神的原因、肉体的原因、外界の影響、神の啓示の四つがある、と唱えたそうです。
神の啓示は、高次元の存在から見せられている夢も含むとは思いますが、
その他にも私は、体外離脱した自分が未来へ行って見る「予知夢(未来視)」もあると考えています。
それを夢と言ってしまっていいのかどうかはわかりませんが、
誰かに見せられていると認識する夢と、体脱しながら見ている予知夢(未来視)は、
私も今まで何度も見てきたので、決して偶然とも、ただの夢とも考えられないのです。

例えば、2011年の2月に津波に関する夢を集中的に何度か見ていたのですが、
(街が水没していたり、家の中が破壊されていたり、瓦礫が海の中を漂うシーンまで忠実に)
翌年と翌々年は全く見ていません。
その夢のとおり、その夢を見た16日後、日本は大津波に見舞われましたが、
翌年と翌々年には何もありませんでした。
そして、今年3月18日に久しぶりに津波に関する夢を見ていたのですが、
それも4月1日のチリ地震の津波の予知夢だと言えるのかもしれません。
ちなみにその夢では、津波が来る直前に津波に備える人々の場面を見ていても、
人々が津波に襲われる場面はありませんでした。

果たして私が見たこれらの夢も、ただ脳が見ていた夢だと言い切れるのでしょうか。
脳さえも一体何であるか未だに未知の領域なのですから、
一概に夢は夢だと決め付けるのも、いささか性急すぎるとは思います。
証拠がなければ証明の仕様もないのは当たり前ですが、
前ブログの2011年2月23日に、当時見た夢を載せていることぐらいでしょうか。
もちろん、その日にアップした夢です。<コチラ


他にもこれまで数多くの体脱を伴う予知夢(体脱なしもあり)を見てきましたが、
これらの現象を鑑みて、脳は例えて言うならパーソナルコンピュータであり、
巨大なサーバ(俗に言うアカシックレコード)に繋がる媒体なのかもしれません。



<2014-03-18の夢>

とある海岸沿い(陸前高田?)にいると、
津波が来るというイメージが伝わる。
私はそばの高台に移動しようとするが、
周囲にいた人たちはこの場から逃げようとしない。
その辺のフェンスやポールなどにしがみついてスタンバイしている。
私も真似してフェンスにしがみついて待っている。
その間、BGMのように悲しい音楽が聴こえていた。
サーッと押し迫る波のような音も聴こえていたが、
3年前のように誰かが津波に飲み込まれたりする場面はなかった(切り替わった?)。