◎牡牛座の仕事運(仕事への姿勢、適性、財産運、問題点と解決のヒント) | CRODのブログ 〜サンフランシスコから~

CRODのブログ 〜サンフランシスコから~

卵子ドナーさんを応援します!
ranshi.com















◎牡牛座の仕事運(仕事への姿勢、適性、財産運、問題点と解決のヒント)


さて今回は、牡牛座の性質を生かした働き方、社会での立ち位置の発見の仕方について考えてみます。

以前「もし私が牡牛座の親ならば…」という仮定で考えていたのは、「何か一芸を仕込もう」ということでした。
もちろん中でもいろいろなタイプがいるとはいえ、
基本的に牡牛座は内向的で、どっちかというと行動は遅い方、人付き合いは苦手な方です。
この物事の展開が早い&人間がみっちりいる現代社会では、それはやはり不利に働きやすいので、特に意識しないと牡牛座は「自分ってできない子なのか…」という気持ちを抱きやすいように思います(特に今って、呑み込みの早い、臨機応変さのあるタイプの方が何かと高得点つけてもらいやすい文化ですからね)。

でもそれは正しくないし、牡牛座を生かすという観点から見たら本当に惜しいので!

何かの形でまず、自分に自信をつけさせよう、その核になるものを持たせよう。
で、それを通じて経験する様々なことを、
他のことへと関心の枝葉を伸ばすきっかけにできるようにしよう。
こういう発想から生まれた考えです。

ここでいう芸とは、手腕、技術、センス…全体的に指しますし、
「できれば職業的な何かに転化しやすいもの」というイメージではあるのですが
(これが「仕事運」の話だからね、そもそも)。
でももともとの性質を考えると、牡牛座は好きでやっていた、かかわっていたものにどんどん
のめり込むことで、結果として職業レベルにまで熟練する。こっちの方が圧倒的に多い性格。
逆を言うと、「これは将来の役に立つだろう」みたいな発想で、若いうちから何かの能力を身につけられるような、ある意味先見の明、計算高さのようなものは少ないタイプだと思います。

更に適性で言うと、よく芸術家的な内容も目にする星座なのですが。
これは仕事にするの難しいですよねえ~(しみじみ)。
いや、牡牛座がどんなに努力するとしても(実際好きならすると思うけど)、
「芸銃を生業にして生きる難しさ」というのがまずその前提としてありますし、
また、実際に職業芸術家になれるとしても、
その中でも上手く生計を立てていけるのはそこそこ臨機応変さやコミュニケーション能力の高い人だったりするのが現実なのですから
(そうでないとしたら、ものすごーくものすごーく高い技術で周りを圧倒し、作品や一パフォーマンスで巨額を稼ぐバージョンしかない。が、これになるのも至難の業中の、至難の業…)。

と言う部分も加味すると、
牡牛座がより自分にあった職業なり、社会的な状況を得るために必要なのは、

1・何かしら自分が好きなことで、技術、センスを磨く努力をかなりする
(ただ好きなだけじゃなく、能力として一定以上のレベルになることは当然求められる)
2・この力を活用できる種類の職業につく(環境を得ることも牡牛座にはとても重要)

この辺でしょうか。まあ普通のことです。
詳しく言うのなら、
牡牛座は、おそらく有利不利で行動を決められるタイプではないから、自分がいいと感じるものを究めるしかない、の一択。で、その場での有利さを考慮せず進む道を決めた以上、他の人に比べ、“実力のすごさ”で勝負するしかない、という意味です。
もし、「今求められているもの」を率先して選べるなら、多少実力が低くても何とかなる場合もあります。それが時代を生かす、機を見て敏…的な、つまり「自分の外側の世界の要求や流れを受けいれることで生きることを楽にするということですが、牡牛座はこっちをやれっていう方がしんどい気がします。自分を貫く方が結果的には合いますよ。
また、そういう牡牛座を受け入れてくれる環境も同じくらい大事です。
もし牡牛座が卓越した実力をつけたとしても、実はこの世の中では「実力が上なほど引く手あまた」とは限りません。一番多いのは、どのジャンルに置いても中ぐらいの人で、ニーズもそこが一番あります。
そうなると、牡牛座は何かを名実ともに究めることとともに、その自分を正当に評価できる周囲、にもある程度恵まれる必要が出てきます。

具体的に言うとどんな状況でしょうね。
…昔で言うのなら、何かの技術を身に着けるため工房に弟子入り。
そのままそこで熟練して、親方を目指すとか。
今なら、好きなジャンルである程度の学位(のような、何か熱心さや知識の判断基準となるもの。必ずしも学歴ではない)を取った後、それに関する研究を行っている企業に就職とか。
そんな感じかな。
「自分がやりたいと思っているジャンルを実地的な経験、勉強によって直接的にパワーアップ、
その後そのまま、それを受け入れてくれる環境で職業化する」というのが、牡牛座には一番合っていると思います。
大事なのは、道が一本道ってところね。

ちなみにこれ、星座に関係なく一般論じゃない?という気もかなりしますが、
でも現実の例で考えると、
他の星座の場合は、何となく進んだ進路で自分に合うものを見つけ出し、そこから俄然いろいろなものを働きながら学んで吸収して、その道へのハンドルを切っていく場合もありますし、
また、好きなことの項目数が多いので絞り込みが難しかったり、好きなもの自体の意味するところが大きかったりして(例:人と接するのが好き、お金を扱いたい、売り買いに興味あり、など)、

牡牛座のように早くから一本化していくのが難しいパターンの人も結構いるのです。

しかし。

この二項目、今書いてみて気づきましたけど、
一般に「好きな仕事を見つけるのが、就くのが難しい」という話になった場合、
みんなが「難しい部分」として認識しやすいのって、このどっちのことでしょうね?

つまりちょっと言い方を変えるなら、
「実力をつける努力をすることが難しい」か(客観的にどうかは、おいておいて)、
「自分が受け入れられる環境、ひいてはチャンス等を掴むのが難しい」か論です。

今ぱっと思ったのは、「自分がやるべきことをやるのは、自分の裁量の範中なので問題はなく、でもそこから先は運の問題もあるから難しい…」という発想のほうだったのですが。

あ、もしかして。牡牛座に関してこれを言うなら、
「環境やチャンスを得ること以前に、
『より良い自分になるために、自分の意志で自分を磨く』ことの方が難しい、
ここでつまずいている…」
という場合の方が、多いかもしれないですね。
ああ、そうかもしれない。

考えてみるに、牡牛座はあまり打算のない星座です。
でも、これはイコール無垢という意味ではなく、先ほども出たように「先に先に計算して行動を起こすのが苦手」という意味で、同時に「先の目的のために、今を律するのが必ずしも得意ではない」という意味も含んでいます。
目の前のことへの真面目さゆえに、案外あまりロングスパンでは物が見られない性格なのかもしれません。

もちろん、大きくて長い目標を目指して、日々こんこんと努力できる牡牛座もたくさんいますが、
でもそういう人も、「日常の中で細かく自分を確認しながら、その目標を日々定めて、更新し直している」的なあれではなく、

「もうずっとそれを追いかけているので…」(人生全体の習慣)という場合が多いし、

また、「自分はまだまだ実力不足ですから…」(永遠にこの評価)というパターンも、非常に多い気がするのです。

(本当にそうな場合もあるとは思うけど、もともと自己評価が低いとか、謙虚な性格過ぎて、細かい自己分析が進んでいなくて、オートで自分に厳しくしすぎている。その習慣をやめられないケースの方が多いような印象)

この、「一旦こうだと思うと、そこから簡単には切り替えられない性格」は、もう一つの別の例でも当てはまり、
つまり今のケースだと「とことん努力し続ける方向に継続」でしたが、
「やらなきゃなあーと思いつつ、じゃあどうやる?いつからやる?のような具体的な思考に、かつ行動に結びつかず、いつの間にか時が過ぎる」
みたいなパターンも、牡牛座にはとても多い気がします。
「やらない、現状維持の方向で継続」のバージョンですね。

牡牛座の守護星・金星はもともと「つらいこと、嫌なこと、苦手なことを避けたがる」性格がとても強いので、
よほど本人の中に、そのやりたいことのへの情熱がなければ、こっちの方に倒れる確率の方が、高い気がしました。

考えてみれば夢なり希望なりというものは、思い描き、追っている段階では、常に「まだこの世界に実体のないもの」です。

牡牛座は、物質的価値や物への実感、実際の五感でつかむ感覚を何より重んじる、唯物主義的資質の持ち主ですから、

「今まだこの世に存在しない未来の魅力より、今目の前にある現実の方につい傾く」
というのは、ある意味仕方がないのかもしれません。
こういう性格だからこそ、たとえば昔、世襲制や生まれながらに社会的な役目が決まっている世界では、そこへの適応力が有利に働いたでしょうね。12星座の性格は、その時代や文化的背景によって、生きやすい・生きにくいが違う…、そう感じる部分です。

さて、話を戻して!現代の牡牛座に関して考えるとすると。
はい、今出たように、牡牛座は実際に能力があるなしにかかわらず、自分の持っているものを磨く努力というのは、あまり積極的にしない気がします。
その必要性に対し、まさに差し迫らないと(目の前に何か具体的な事実が来ないと)、動き出せないというか。
さらに言い換えるなら「先のことを考えて、今苦労する道を選ぶという発想だと余り続かない」。
こういう感じでもあるかな?
漠然とした(非物質的エネルギー)だとダメ、目先つらいとダメ、ということですね。

そう、だからこそ、牡牛座は「それでも生きるためには何かしらやっていかなきゃならないのなら、好きなことを仕事にすべき」だと思うのと、
(自分磨きが好きな人&すぐ切り替えられる人だったら、一回一回やる内容はそこまで選ばなくてもいい気がするので)

「一旦、努力するモードに入ってしまえばきっと“継続し続ける”ので、
~多分牡牛座の場合は、こんこんと日々飽きずにきちんとやりつづける…だけで、結果として意識的に努力するのと、実質的意味は変わらなくなります~

その最初の切り替え部分が最も大事。

自主的にやる気が起きるのを待つ!とか、そういうのよりも、
最初だけ半ば強制的に自分を追い込んで、『日常的に熱心になる、真剣に取り組む』ということを受けいれ、次第に習慣化する方向に強引に持っていく」

これが結構大事なんじゃないかしら。

自分ではあまりスタートボタンを押せないけど、一旦動き出せば牡牛座は任されたことは確実にやり遂げる人ですから。
大事なことを任せてくれる、信頼のおける相手のところに飛び込むか、誰かに代わって押してもらうか、
もしくは…そういうものや人に恵まれない場合は、“自分自身が自分への依頼者になって”
これをやり遂げてほしいと、何か目標を与えてみてはどうでしょうか。
多分、きっかけは何でもいいのだと思いますから、依頼する内容自体を難しく考える必要はないのです。
何なら、間違って何かのエントリー(コンペティションとか)ボタン、押しちゃったよー!くらいのノリでもいいくらい。
でもそのくらいの何かでも、自分がやらなきゃならないと感じたら、エンジンがかかるのが牡牛座だと私は思います。

が、まあ…いざとなったら「代わりにボタン押しちゃる!」「仕事依頼します!」くらい言ってくれる相手は、作っておいた方がいいですけどね(汗)。


はい、最後に牡牛座の財産運です。
牡牛座は極端な浪費家と吝嗇家がどちらもいる、独特の星座です。
でも、基本はコツコツとした行動、生活態度を心掛ける場合が多いので、貯金はマメにしている方でしょう。あと、極端なケースの人以外は、あまり大きなお金を使えない!ついついケチってしまう!というタイプの方が多いです。多分貯めるのが好き…動かさないのが好きなのです(不動宮ここに極まれり)。
かつ、物質化するのも当然ながら好きなので、不動産はもちろん、貴金属や何かそれに該当する値打ちのあるものも持とうとする傾向があります。イミテーションや、雰囲気・デザインがいいだけのジュエリーは嫌、本物志向!(むしろデザインはどうでもいい)みたいなところもあります。
なので、総じて「一度つかんだ財産は離さない!」タイプですが、でも大金を掴みやすい?という感じでもありません(大金を自力で得る人は、大きなお金=エネルギーを動かすこと自体が上手い人です)。牡牛座で財産家の人は、生まれながらにそう、相続等でつかんだパターンが多いのも特徴だと思います。家族や血縁、義理のようなものを大事にするし、地盤のようなものも重んじる性格なので、必然的に家族の中でも相続者に選ばれやすいのかと。
なので、一般に牡牛座はそんなにお金に困りませんが、…でも先に出てきたように、極端な浪費家もいるのがやや不安なところで、
「普段はつましい生活をするのに、ある部分に関してはとんでもなくお金を使う」
こういう牡牛座は他星座に比べてとても多いです。
かつ、牡牛座の浪費は、不思議と生活に比例しないというか…たとえば、「昔貧しかったけど、その後裕福になったので使うようになった」系ではなく、「自分の経済状態がどうであれ、使いたいので使ってしまう」的な性格が強いように思うので、そういう意味でも注意は必要かと。
あまりお金に関し、歯止めが効かないというか、より正確に言うなら「自分を喜ばせるものに対して、糸目を付けない」、こういう種類の欲望を持っているということですね。

ちなみに牡牛座はコレクターも多い星座です。
物質的なものが好きで、美的なセンスが強く、内にこもるタイプ…というと、不思議ではないと思いますが、
この「好きだという気持ち、ある種の欲を、こういう形で発散できてしまう」という面も、
牡牛座が「好きなことを仕事にするために、ガンガン努力して突き抜けようとする」系のファイトをあまり出さない理由の一つではないかなと、私は感じます。

集めるものはワインでも壺でも宝石でもフィギュアでもいいのですが、「好きすぎて…作る!」の方に行けば、それは仕事ですが、「この世の壺すべてを集めるぞ!」の方向に欲望が向かう限りは、どこまで極めてもコレクターですからね。
でも、「あくまで趣味の領域」(なのにここまで究めちゃう)ということが、牡牛座的美学にはかなうというのかもしれません。

この辺の感覚と職業意識(好きなことを仕事にするというテーマ)を考えてみると、
一段と面白いことになるような…気がしますね!