農地あれこれ | なんでもないひばんざい

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60にして農業を目指すおば(あ)さんの日記です。
でももう64歳になりました。
農を業にできないものかと、横浜で思案の日々を過ごしております。

今日は稼業の手伝いで、1件目池袋に同行、2件目は市原市、帰社してCADで図面を書きました。

畑が気になりながら。

 

今日は先月あったお話しをします。

夫の仕事の関係で、よくいろんなお宅に伺います。

横浜は旭区の桐が作、というところの屋根の簡単な修理をしたときに、畑を貸してあげるという話になりました。そして、夫はあろうことかハイと返事をしてしまいました。

でも、私もう和泉町と小雀で手一杯汗(ここもなかなか手を入れられていないのに・・びっくり

しかしながら、うながされるまま、どんな畑か見に行くことになりました。

 

畑は二面が道路に面しており、整形地で100坪ほどでした。

車も止められるし悪くはありません。草が繁茂していましたが、刈ればむしろよい畑になりそうです。

 

そこの女主は年配の方で、どんな野菜を育ててますか?

と聞かれ、とっさに「いろいろです。」と答えました。

話は和やかに進み、結局畑を借りることになりました。

 

横浜では、農家は最低300坪(1反)というハードルがあり、この畑を借りることで、現在足りない100坪を充たせ1反確保になるから、やっと1つはクリアできるな、という気持ちもありました。

しかし、畑は全く別の場所の3か所に分かれて存在することになります。

 

よーし!綺麗にしてあげるか!

と帰る道すがら気持ちも盛り上がってきたところに、電話です。

「やっぱり、貸せません。」と一言。

理由はわかりませんでした。

 

でも、女主の「畑を耕す人には見えないね。」という言葉が浮かんでは消えました。

えっ?めっちゃ見えるけどな、などと夫はつぶやいていましたが。

「いろいろです。」がいけなかったのかな、詳細を説明したりした方が良かったのかな・・

野良着を着ていなかったからいけなかったのかなぁ・・。(ちょっと化粧もしてたし。。)

その日は何となく気持ちが落ち込みました。

 

ま、そんな理由で、畑を借りるのはなかなか難しいです。

実はこの農地を借りることに関してはいろいろ経験があるので、又次の機会にお話ししようと思います。