朝まで過ごした二人は
一緒にシャワーを浴びてホテルをあとにした。
一夜を共にした事もあって
みゆきは打ち解けたのか二人はまるで
恋人同士のように仲良くなっていた。
タクシーで移動し、どこかで朝食を食べようと思い
近所の店に入り、他愛の無い話をしていた。
そしてみゆきは
『彼女はいるの?』
と聞いてきた…
俺は隠しても仕方がないので
『いるよ…』
と正直に話した。
みゆきの反応を伺っていると
『そうなんだ。でも私も旦那がいるし、一緒だね』
とあっさりした様子だった。
俺はこの関係は続くのか
今日だけにした方がいいのか
迷っていた…
するとみゆきの方から
『また逢える?』
と聞いてきた…
『大丈夫だよ。でもみゆきは大丈夫なの?』
『うん、私は大丈夫。いつでも逢えるよ』
結婚しているのにいつでも逢えるなんて…
俺は深く追求するのは止め…
『そうなんだ…じゃあ今度いつにしようか?』
『今日は何か予定あるの?』
『今日?何もないよ…でもみゆき昨日帰ってないし…』
『私は大丈夫だって。じゃあどこか遊びに行かない?』
『いいよ、でも一度帰って着替えたいな』
『私も…着替えたい…』
『じゃあ迎えに行くよ…どこまで行けばいい?』
『家教えるね。来てもらってもいい?』
と住所の書いた紙を渡された。
俺の家からは20分ほどの場所だった。
『わかった…じゃあ12時ぐらいでいい?』
『うん、大丈夫』
そう言って二人は別れた…
そして俺は一度家に帰った…
そして待ち合わせの時間…
俺は書かれた住所の家に行くと
まだ新築のアパート…
新婚さんが住みそうな所だった。
そして2階の奥の部屋からみゆきは現れ
『お待たせ。待った?』
と言いながら車に乗り込んできた。
『今来たばかりだよ。どこに行こうか』
と言って車を走らせた…
行き先は水族館…
二人は一日楽しく過ごし
夜は少しおしゃれなレストランへ…
『私…ちゃんとしたデートって初めてなんだ…』
『そうなの?だって旦那とはデートしないの?』
『しないよ…した事無い…』
みゆきの顔が曇っていった…
俺は旦那の話はしない方がいいと判断して
『じゃあこれからいっぱいデートしようね』
と言った。
みゆきは嬉しそうな顔をして
『うん!いっぱい行きたいトコあるんだ。付き合ってね』
と笑顔が戻った…
そして食事も終わり…みゆきを送って行く途中…
『今日は一緒にはいられないの?』
そう言うみゆきに
『大丈夫だよ…朝まで一緒に居る?』
と言った…すると
『うん!』
と嬉しそうに返事をした。
そしてまたホテルへ…