ご訪問いただきまして、
オーダーメードの服のお仕立てと
”既製服のように仕上がるソーイング教室”
【RANPI】 主宰 曽根かおりです。
裁断から、縫い出すまでの細かいことって、
それこそ本には書いていないけど、
この間で、非常に無駄なことをされてる方が多いです。
その無駄なことが、綺麗に出来上がる。
につながればいいことですが、
そうでないことが、多いです。
そして、必要なことが抜けていることも多いです。
裁断したら、裁断したものとそのパターンを
一緒に丸めて置かれる方が多いですが、
パターンは外して、
布は布、パターンはパターンで
別にしておきます。
パターンにかかれていることや、記号、印などの
情報を全て布にバトンタッチさせて、
パターンは、横に置いておきます。
についても記事でも書きましたが、
似たような形で、前・後ろわからなくなる・・・
そんなことは避けなければなりません。
他には、こんな例。
(またまたフリーハンド^^^)
脇あき、又はかぶりタイプのワンピース、
ウエスト接ぎのもの。
前中心も後ろ中心も”わ裁ち”
スカートのパターン、
前と後ろ、区別付きにくいですよね。
そんな時は、
こんな風にウエストラインに三角に小さく切り込みを
入れておきます。
そして、これも、
後ろに。
必ず後ろに。です。
袖の合い印の時もそうですが、
何か余計なことをするのは、
全て後ろ。
という決まりにすること。
そしてなぜ、脇線ではなくウエストライン
に切り込みなのか。
ウエストラインは、見頃のウエストと接ぎます。
見頃と接ぐまで、一番目に付きやすいウエストラインに
印が残っていたほうがいいから。
脇線だと、
中覗き込んで確認しないとなりませんし、
そもそもその前に、ロックミシンをかけられて
更に見えにくくなってる可能性があります。
サッと見れて、確実でないと
合い印、つけた意味がありません。
合い印を、ペンなどで、印するのではなく、
切り込みなのは、表・裏どちらから見てもわかるから。
生地だけでみると。きっとこんな感じ↓
印ひとつとっても、
合理的に考えられています。
何かご参考になっていただければ^^
最後までお読みいただいて、
ありがとうございます。
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