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5〜21号のサイズオーダーでの服の販売と
既製服の縫い方 ソーイング教室【ranpi】主宰
曽根 香です。
先日”①道具編~必須のもの・いらないもの”
を書いたら、
『どうやって使うんですか?』
というお声をたくさんいただき、
口では説明しにくいのですね・・・
間違って伝わってもね。
動画を伝わるようにうまくとるのは
私には難しくって(;^_^A
ゆっくりと挑戦してみますね♪
①道具編の記事はこちら↓
さて、今日は、
パターンの道具編、
私がいつも愛用しているものを、
ご紹介します。
(こちらも相変わらず道具少なめです・・)
洋裁をしたい!
と思ったら、
まず、パターンが必要ですよね。
趣味でハンドメイドを楽しむ方には、
ご自身でパターンを引く。
ということは、あまりないかもしれませんが、
市販のソーイング本なんかを写しますね。
まずは、紙。
アパレルなどで使われるパターン用紙。
専用のお店などもあり、個人でも購入可能です。
ただ、専門店なので、100枚単位とか。
私のアパレル時代も、会社ではそいうところから
買っていましたが、
紙って、もんのすごく
重いのですよ。
というわけで、
紙100枚注文しても
送料のほうが、高い。。
なんてことになる。
又は、
【配達不可】取りに来ていただければ売ります。
というところもあります。
車で取りに行ったとしても、
車から降ろせない。。
部屋まで運べない。。。。
一苦労な感じですので、
私は、
近所の『文房具屋さん』で買っています。
20枚づつが歩いて持ち運べる限界です。
昔からあるような文房具屋さんだと
割と置いてあるところ多いです。
『白の薄手の模造紙』
と言って買っています。
こんな感じ
ほぼアパレルで使用していたのと同じです。
パターンを引いたりするのは、この位の厚さが
引きやすい。
と私は感じていますが、
手芸店や学校などでは、
『ハトロン紙』というのをパターン用紙として
置いています。
片面ザラザラ、もう片面つるつるのです。
こちらは写すだけなら、薄いので写しやすい。
みなさん、良く間違われるのですが、
ザラザラのほうに、書くのが正解です。
たくさんの線が重なっているのを写すのが
大変。
という場合は、こちらもおススメです。
最近使い始めた
不織布のパターン用紙、
こちらも軽くてやわらかく、透けて写しやすいです。
少し割高ですが、
たまに不織布の紙を使うと、手が疲れないです(^^)
こちらもネットで売っています。
20m巻き。とかで。
5㎝方眼になっていますが、
この5㎝が5㎝じゃない。。
当てにしないように(^-^;
でも中心線などを合わすのには便利です。
裁断の時も地の目線代わりになって便利です。
次に定規。
定規は使いやすさでいったら、
やっぱりこれ。
学生の頃から変わりません。
全面が方眼になっていて、
1,2mmのラインも付いています。
50cmの方眼定規、1本あれば十分です。
薄くて、でもピタッと張り付き、
しなやかに曲がるので、
袖ぐりも襟ぐりも計れます。
個人的には、40cmというのも振り回しやすくて好きです。
でも30㎝ではやりにくいです。
2本は要らないので、40か50、お好きなほう
どちらか1本あればよいかと思います。
細幅の30㎝も一応持っていますが、
縮尺でパターンを引くとき以外ほとんど
使いません。
それと、
カーブルーラーが1本あると便利です。
私の愛用、
こちらも学生の頃からずっと変わらず、
こちら。
『Dカーブルーラー』
アルファベットの『d』の形をしているでしょ?
いろいろなカーブ定規が出ていますが、
たくさん持つ必要はないと思います。
学生やパタンナーの時には、
○○の定規がいいらしい・・
なんていう情報も流れたりしますが、
たくさんの、カーブの違う定規を持って、
使いこなそうとするより、
ひとつのお気に入りを、
【使いこなす】
その方が腕が上がると思います。
私も学生時代から
今まで、このDカーブルーラー1本で
困ったことはありません。
去年、通っていたパターン塾の先生は、
80歳近い方でしたが、
方眼定規1本ですべてのカーブも引いていました。
しかも、すっごくきれい!
プロってこういうこというんだな・・・
道具を見れば、その人がわかる。
と言いますが、
こういうの、見ると、グッときます❤
方眼定規も、Dカーブルーラーも
大手の洋裁店やネットでも簡単に手に入りますが、
どちらも¥1000~¥1500くらいで買えます。
でもね、
「よーし、洋裁はじめよう!」
と思ったときに全てそろえなくても、
身近にあるもので代用してもいいと思います。
道具負けしちゃう。。
と思うのです。
近所の100均【ダイソー】で見つけました。
こんなの売ってます。
50cm方眼。100円。
でもよく見ると
最初と最後におまけの5mmづつが付いてる(^-^;
なんで?笑
ってことは、51cm?
あと、こちら。
3つで100円。
用途は、子供のお絵かき用?
かもしれませんが、
3個あれば、どこか合うカーブに当たりそうです。
難点は、どちらも、
ひっくり返して使えないこと。
まずは、ここらへんで、写してみて、
洋裁、続きそう。。。♪
と思ったら、
買うときには、是非先ほどの
おススメを買ってね。
なぜって、
洋裁って結構面倒なことも多いので、
でも道具はたくさんあって、
揃えたくなっちゃって、
道具負けしちゃう人、ほんとに多いの。
プロになろう!
と思って学校行かれる方は、
はじめから、ちゃんとした道具で。
ですが、
趣味で始める方は、
まずは、楽しんでもらいたいと思っています。
そして、シャープペン。
鉛筆はやめてね♡
線1本引くだけで、サーっと太くなっちゃうから。
せめてシャープペンで。
お家にあるシャープペンで構いませんが、
私のお気に入りは、
芯が0,4mm。
濃さはHB。
もうね、これだけは譲れないのです。。
0,5は太すぎて、
0,3はすぐに折れるし、紙に跡が付く。
0,4が絶妙なのですよ♪
パターンを1から起こす場合は、
0,05mm位までは、肉眼で計るので、
0,5mmのシャープペンだと、
線1本で埋まっちゃう・・
ただこちらも、
写すだけなら、0,5で十分だと思います。
もっと鮮明な線を引きたい!
と感じてきたら、0.4をおススメです。
因みに、いろいろ試したけど、
シャープペンも芯もメーカーに
こだわりはありません。
今使っているのはぺんてるのでした。
日本製のメーカー、どこもすばらしいです。
好きなメーカーでテンション上げる♡
のもいいかもしれませんね。
すごくいいやつ。とかで高いの、
重たくて、結構手が疲れます。
あとの備品は、
文鎮。
ずいぶん頑張ってくれてます^^
こちらも無くても、辞書とか、こんなセロテープ台とか
重みのあるもので代用もOK。
お子さんがもう使わなくなったお習字セット。
あの細い文鎮もいいですよ~。
それと、セロテープ。
上の写真の普通のセロテープは、
時間が経つと、紙の水分によって、
セロテープ貼ったところが、突っ張ってしまうので、
メンディングテープがおススメです。
上から線も書けるし。
緑いろのが、
普通のメンディング。
青いのは、
貼ったりはがしたりしても、紙が破けないもの。
その代わり、永遠に付いていてほしいところは、
時間が経つと剥がれてきてしまうので、
紙を継ぎ足したりするのは、
緑のメンディングがおススメ。
うんちくのように、
長々となってしまいましたが、
教室では、本物の道具もお伝えしながら、
代用品でできることもお話させていただいています。
道具を揃えたほうがやる気が出る♡方も、
あるもので代用したい♪の方も、
みなさんのご都合でそれぞれでいいわけで、
それより、
きれいに縫えるコツを知って、
たくさん縫って、
作ることを楽しむ人になっていってほしいです。
道具はいつだって買えますが、
”楽しむ人”になるには継続が必要ですから。
ご自身のそれぞれのペースでいいので、
ブチっと切ることなく、
細~く、ゆる~くでもいいので
続けていってくれたら。と思います。
幸せになれますよ♡
だって楽しいから![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
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私は、今日もパターンを引いてました。
本日も最後までお読みくださり、
ありがとうございます。
*9月から、若干名ですが、ご新規さまをお受けさせていただきます。*