mayaのブログ -16ページ目

mayaのブログ

ほとんど観た歌舞伎の話

お正月にシネマ歌舞伎『廓文章 吉田屋』公開とは、なんと素敵なお年玉のような企画でしょう!
1月5日の朝日新聞には仁左衛門×玉三郎の対談も載ったし♪

このシネマ歌舞伎でも本編の前にそれぞれへのインタビュー(主に仁左衛門)がついていて、
これがまたとてもいいインタビューなのでした。
1972年の巡業で、初めて「吉田屋」を共演することになった二人。
その時の写真がプログラムに載っていますが、すごく可愛い。
22歳と17歳ですからね、そりゃ可愛いです。
素の孝夫と玉三郎が十分可愛いお年頃。
そこから月日が経って、伊左衛門と夕霧はますます可愛い。
あほらしいけど可愛い。
このシネマでは夕霧を抱えている吉田屋の喜左衛門と我當、その女房おきさを秀太郎が勤めています。
この夫婦が伊左衛門を目を細めて眺めている気持ちも、たぶん「可愛い」なんじゃないかしら。

本編は「あほらしいけど 可愛いし めでたい」なのですが、
インタビューは50年以上の共演者としての玉三郎の言葉が、
金婚式を迎えた奥さんみたいで、シミジミしました。
若いころのパリ巡業中に凱旋門あたりで撮った写真とか見せてくれて、
新婚時代を語っているみたいでした(笑)

今年は2月の「道明寺」で菅丞相と覚寿で共演します。
甥と伯母の関係。
やっぱり恋人同士や夫婦で観たいなあと思います。

そしてこの二人のように50年連れ添える若いカップルが出てこないかな。
そんなことを思う『廓文章 吉田屋』でした。