ロイヤルウェディングに興奮する^^ | mayaのブログ

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ほとんど観た歌舞伎の話

直前までは「ヘンリー王子も結婚するの。よかたねー」くらいな感じの私でした。
英国王室のウェディングというと聖ポール大聖堂でのチャールズ皇太子とダイアナ妃
ウェストミンスター寺院でのウィリアム王子とキャサリン妃の荘厳な式を思い出します。
次男だし、ウィンザーでこじんまりやるらしいというので、あまり期待していなかった^^;
しかし。
王家の別邸があるんでしょ?くらいの認識だったウィンザー城内の聖ジョージ礼拝堂は、
規模こそ上記の二教会堂より小さいものの、素晴らしいものでありました!
街中ではなく丘の上のお城の中なので、
そこへいたるまでの映像も緑豊かなイギリスの初夏の美しい風景で映画のよう。
しっかりした石組みの城壁やタワーがそびえる城内の芝の広場も、
礼拝堂の入り口の階段まえもそれはもう絵になっている。
ウィンザー城、起源は11世紀のノルマンコンクェストまで遡れるそうです。
ロンドン塔と兄弟みたいなところなんですね。

(おりしもこの式の日はエリザベス1世の母、アン・ブーリンの処刑の日だった。
 なんでこんな日に?と意見があれば、ヘンリー王子はヘンリー8世とは違うってことだとか、
 イギリスの歴史すきーな人々も賑やか)

イギリスの教会での式というとブリジット・ジョーンズとかダウントンアビーとか思い出しますが、
あの家的には「お兄さんと違ってささやかにやろうと思うんですよ」なんでしょうけど、
教会堂の中も一般列席者の席とさらに内部の間にパーティションがあって、
そこには教会の石の柱が樹木に替わったかと思うほどの緑の葉と白い花々。
季節の花を使ってアレンジメントしているそうで、さぞやいい香りがしたことでしょう。

花嫁メーガンのドレス姿はこの聖堂に着くまでトップシークレットだったそうで、
待ってるヘンリー王子もわくわくどきどき風。
結果的にはシンプルなボートネックのストーンとしたドレスで、うしろにひくトレーンが優雅。
アクセサリーは首周りにはつけず、彼女の鎖骨が美しいだけ。
ヴェールは裾にイギリス連邦53の国家が刺繍されているそうです。
ティアラはヘアバンド風に見えるモダンな感じなもので、中央の大きな石にあわせたようなデザインのイヤリング。
髪は後ろの下の方でまとめて落ち着いた感じ。

思い返せばダイアナは二十歳そこそこで花嫁になり、お袖ふわっ、すかーとふわっなお姫様ドレスでした。
私自身が年を取ったので、ダイアナの子どもたちの結婚式ともなるとさらに「子ども」って思っちゃうけど、
メーガンは36歳、亡くなった時のダイアナの年齢に近い人なんですね。
そりゃ落ち着いてて大人っぽくて当然だわな。

青銅の入り口についたメーガン、子どもたちにヴェールを捧げ持ってもらって一人で入場。
お父さんが急な心臓手術で来られなくなったとかなんとか。
そのまま祭壇まで行くのかしらと思ってたら、途中からチャールズ皇太子が腕を貸して、ともに歩き、
ヘンリー王子のところまでメーガンをエスコートしました。
メーガンを迎えるヘンリー、横で微笑む介添え人のウィリアム、ホッとした表情で席に戻るチャールズ。
いろいろありましたが、ある意味男所帯で三人で頑張ってきた時代がやっと終わる。
ここでうるっときて、お祝いの聖書朗読(ソロモンの詩らしい)をしている女性が、ダイアナの姉のジェーン・フェローズ男爵夫人であると知ってまたうるっとする。

約1時間式は続くが、お馴染みの説教や儀式もあれば、
アメリカ映画のような歌っているのか演じているのか説教をしているのか、なアメリカから来たらしい主教(公教会の役職はよくわかんないので、間違ってるかも。bishopだったと思います)は、
身振り・表情がとても豊かで、ちょっと節談説法みたい。
私にはとても珍しいものでしたが、列席しているイギリスの人にも珍しかったかも。
ゴスペルでの‘stand by me’は静かで力強く心に染み入るものでした。
夫婦お互いにstand by me だろうし、ヘンリーの母・ダイアナへの呼びかけにも思えます。

夫婦の誓いと指輪交換を司る司祭(でいいのか?)は黄金色に見える百合の刺繍のついた袈裟のようなものを着ていますが、これが背景の祭壇の色に似あってこれまた綺麗。
その前垂れで夫婦の手をくるみこんでしまうんですね。

その後、新郎新婦は署名をしに祭壇の下手側の小部屋へ移りました。
これでほぼ式は終了。

堂内は手前は祭壇向きに椅子が並んだ一般席。
真ん中に聖歌隊席。
祭壇に一番近いところが通路を挟んで向かい合ってる家族席。
入口の上に大きなステンドグラスがはまってるし、聖歌隊席・家族席の椅子の彫刻だの、床のチェッカーもようだの、ゴシック式の柱と天井のもようだの、堂内に飾られてるガーター騎士団メンバーのバナーだの、西欧時代劇好きにはたまりません!
(バナーの中には天皇家の十六弁の菊の紋章も!)

どの場面も、もう少しゆっくり見せてくれ!
同時通訳は声が被るからやめてくれ!
あとで字幕つけて再放送してくれ!
テレビの前で大興奮しておりました。

そして新郎新婦は馬車に乗ってウィンザー城の周りをパレード。
馬車を引く馬は薄いグレーのカッコいい馬6頭。
従うのはホンモノの近衛騎兵隊士たち。
兜に羽根がついてて、上半身に身に着けた甲冑がキラキラ光ってて、
一瞬脳内がベルばらです。

アントワネットがフランスに嫁いできたときは、この何倍もの規模で近衛騎兵隊が連なって、
そしてそこにオスカル・フランソワがいたのすね~♡

近衛騎兵が素敵すぎて、王子の軍服が地味に見えるし^^;

ロンドンではこういうパレードは難しいでしょうし、やっても背景は背の高い建物だらけになるだろう。
ウィンザーでは可愛いおうちや開けた丘陵、そして丘の上にそびえるお城への道と、ほんとにどこも絵になるのです。

ああ、楽しかった。
こういうニュースはいいですね。
チャールズ&ダイアナ、アンドリュー&セーラがどちらも破局したのを知っているので、
これでめでたしめでたしとも言えないのだけど(年取るってそういう経験が増えるってことね)、
ヘンリーもメーガンも若いのにいっぱい苦労してきている。
人にいろいろ言われる経験も年齢不相応に多い。
それを糧に、賢く幸せになってほしいなと思います。

親族として両親に手を引かれて新郎新婦のあとから出てきたジョージ王子とシャーロット王女が可愛い。
堂々と手を振る王女様、後ろではにかんでいる王子様、やっぱりこういうのは女の子の方が場に馴染むのかも。

テレビはここまでだったけど、このあとのパーティーでのウェディングケーキはエルダーフラワーとレモンのケーキなんだそうです。
よくわかんないけど爽やかそうです。
わが家の新聞では字数の関係かレモンとニワトコのケーキになってました。
ニワトコとエルダーフラワーだとイメージがなんか違っちゃうんですが^^;

中継を観て、パパッと書いた日記なので、教会で式にたずさわった人たちの役職名とか間違ってるかも。真っ黒な装束でソロモンの詩を朗読した方は何者だったのでしょう?
「こんなのもあったよ!」「こうなんだよ」ってわかる人、優しく教えてね。