JR四国キハ47形 | 車内観察日記

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鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。

JR四国でも何だかんだで最新の気動車が最初に導入される徳島地区ですが、古豪の気動車が最後まで残っている地区でもあります。

 

その古豪の一つがキハ47形、国鉄急行型気動車が淘汰された後も、徳島地区で朝夕を中心に運用されています。ここからはツーショット特集、同じく国鉄時代生まれの特急型気動車、キハ185系と並びました。

 

そして最新の特急型気動車、2700系との並びです。

 

お次はローカル輸送の主力たる1500形、国鉄一般型塗装の首都圏色ですね!

 

そして、徳島運転所で2700系の連結面(笑)

 

さて車内です。モケットの変更や冷房化こそ行われていますが、座席構成は変わりません。

 

ドアです。両開きのステンレス仕上げ、足元にステップが残ります。JR世代の普通列車は全てステップが無いだけに、入り口から時代を感じさせる状態になっております。

 

車端部です。トイレが付いた車両でしたので、屋根が平屋で一段低くなっています。

 

最前面です。ワンマン対応はしていないため、全国的にも珍しいスッキリした状態で残されています。今やJR西日本・JR九州に残る車両はワンマン対応車両が大部分を占めているだけに、ちょっと物足りないような気もします(笑)

 

天井です。冷房化は中央にダクトを通す方法で行われています。JR東日本も同系統の冷房化がされていますね。吊革はロングシート上のみ、国鉄時代から変わりませんね。

 

窓です。戸袋窓以外は二段窓となっており、下段も開閉可能です。日除けは爪を引っ掛けるロールカーテンタイプとなっています。

 

座席です。まずはクロスシートからです。

 

赤いモケットが、JRグループのキハ47形の中では珍しい存在ですね。ただ必要最低限の整備のようで、モケットの色褪せはかなり激しい状態です。

 

車端部のボックスシートです。仕切り扉横については横幅が狭くなっています。これは国鉄型車両については共通ですね。

 

ドア横の短いロングシートです。袖仕切りはパイプ構成、冬場は寒くなりそうです。

 

最前面の5人掛けです。こちらは優先座席も兼ねていますが、モケットは一般座席と変わらず、窓のステッカーでのみ区別しています。

 

トイレです。国鉄時代そのままの和式で、JR世代車と比べるとやはり不便を強いる設備にはなってしまいますね。