京福電気鉄道 モボ2001形 | 車内観察日記

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鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。

近年新車の増備が一切されていない嵐電の最新形式がこのモボ2001形です。一見モボ611形の車両群と変わりませんが、制御装置はVVVFインバータ制御されています。吊り掛け駆動から一気に飛び越しましたねぇ(^^;;

 

車内です。2扉オールロングシート、嵐電ではオーソドックスな構成ですね。モボ611形と異なり、化粧板がアイスグリーンからホワイトに変わっているのが違いでしょうか。

 

運転台です。モボ611形とは異なり、中央に仕切り扉が追加されています。旅客案内はLCDディスプレイ化されており、左側で運賃表示、右側で次駅案内等を行います。ドアは片開き式で、両側対称に配置されています。

 

ドアの上には鏡が有り、運転席からドア付近の様子が見えるようにしています。

 

天井です。ラインデリアは連続長になってはいるものの、実際の吹き出し口はモボ611形とそう変わりません。吊革のみ濃黄色の五角形に変わっています。

 

窓です。二段窓でロールカーテンタイプの日除けが備わります。

 

座席です。紫色のモケットは嵐電ではポピュラーな存在になりましたが、登場当初は赤いモケットだったようです。袖仕切りは簡易なパイプ式、シンプルにそれだけです。

 

優先座席です。他系列ではピクトグラムが配されていますが、この形式では一般座席と区別されていません。窓のステッカーと吊革くらいですね…。

 

フリースペースです。握り棒のみのあっさりした区画で、普段は立ち席スペースとして使われることが多いですね。通勤通学から観光と、常に混んでいますから…。