北九州高速鉄道1000形 | 車内観察日記

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鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。

九州唯一のモノレールがこの北九州モノレールです。小倉を起点に、ベッドタウンである企救丘までを結びます。車両は開業時からの1000形が行き来します。

 

最後に増備された編成は前面がやや扁平なデザインとなっています。銀河鉄道999のラッピングが施されているので、判別は容易ですね。

 

車内です。通勤通学路線らしいロングシートのガランとした印象です。それにても、モノレールでは一時までよく見られたとは言え端から端までストーンと見通せるのは中々気持ちいいものです。

 

その理由はこちらの車端部。それこそなぜ多いのかが分かりませんが、各地のモノレール車両で見られるキノコ形の貫通路となっています。渡り板も幅広で乗り移りについては片側相互通行が出来る勢いです。

 

フリースペースを有する車端部です。ちょうど車椅子での鉄道利用に配慮が見え始めていた時代なので、登場時にはもう存在していたのでしょうね。

 

最前面です。「窓を大きくしたのは乗務員が確認しやすくするためだ」と言わんばかりの機能性重視具合、右側に関してはもはや「なぜ窓を設けた?」と疑問に思う小ささです。この辺りは後発路線らしく前面展望にも配慮して欲しかったと思います、せっかく高いところから失礼してるわけですし。

 

天井です。「光は昼はお日様夜はネオンだ」って感じでしょうか、蛍光灯は結構少なめです。冷房の吹き出し口はラインフロー式、この時代らしいですね。

 

窓です。都合二段式で上段は開閉可能です。窓を開けた時に荷物が外へ落下するのを防ぐためにメッシュのガードが設置されているのがポイントです。それにしても、日除けもありますがその際窓は…もちろん閉める前提ですよね、はい(笑)

 

座席です。背ズリと座面が分離したこれまた見覚えのあるスタイルです。こう見ると、他社と似ているというより「他と同時に作ってたらこうなった」みたいなところが大きいのかもしれません。唯一違う点と言えば、間に肘掛けが挟まっていること。これがあるだけで、より定員着席がしやすくなるのでグッドポイントです。

 

こちらが最終増備編成です。車内も一部変更点があるようです。

 

ドアです。平々凡々と言えばそれまでの両開き式です。ペタペタと貼られたステッカーは後に追加されたものでしょう。特徴的なのは左側、機器の関係か少し出っ張った部分があり、広告枠はそれに合わせて縦長になっています。

 

戸袋部分にはマガジンラックが備わっており、チラシが入れられています。地元らしくスターフライヤーのチラシですね。

 

天井です。ここにもメーテルがいます(笑)

 

吊革も留め具にラッピングがされております。

 

座席です。一見違いが分かりにくいですが、地味に異なるのが袖仕切り。

 

肘掛けに相当する部分が黒に塗装されております。特に使い勝手に差が出るわけではありませんが(笑)  それにしても、なぜ袖仕切りだけこれだけ大きくなったんでしょうね?立ち席の方に足をぶつけられる確率を低くはしていますが、詰め込みは阻害している気がします。

 

車端部の3人掛けです。貫通路は肘掛けとしても、もたれる壁としても使いにくそうです(笑)

 

最後にフリースペースです。付帯設備はシンプルに握り棒のみです。