JR東日本キハE120形 | 車内観察日記

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鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。

JR東日本でも新潟地区でしか見られないご当地形式がキハE120形です。ちょうどキハE130系の2扉版と言ったところでしょうか、大型車体となっており「E」が付かないキハ120とは大違いです(^^;;

 

米坂線、磐越西線の会津若松以西、白新線、羽越本線の酒田-新津間で運転されています。何やら、最近頭に衛生アンテナが取り付けられた車両が出てきているとのことですが、また機会があれば見に行きましょう。それにしても、奥に見える485系が懐かしいですね…

 

懐かしの地上時代の新潟駅にて。中にはキハ110形を前後2両繋いだ5両編成での運用もあります。こうして撮る分には「なんや真ん中のお前」と言いたくなる編成美大崩壊の図ですが(^^;;  ATS-Pを搭載していないことから、現在も新潟駅に入る時にはこんな感じで入ってきますね。今後は全車が只見線用となり帯色も変更されるため、この姿で新潟駅へ入線するのも過去の姿となります。

 

車内です。拡幅車体に2扉、2+1のクロスシート主体のパッケージは床面積も広く開放的です。

 

ドアです。両開き式で、黄色で目立ちやすくしています。キハE130系と同様、若干のステップが残っています。

 

半自動式で、開閉はボタン式です。

 

運転台です。仕切り扉は引き戸式で、窓が大きく見通しがよくなっています。右側には消火器が収まっています。

 

天井です。この時は節電のため一部蛍光灯が抜き去られていました。吊革はE233系と同じ形状で、座席配置の関係で形状が左右で異なっております。

 

窓です。E130系とは異なり、各ボックスで1枚の配置となっています。二段窓で上段は開閉可能、相変わらず日除けは省略され着色ガラスで済まされています。

 

座席です。まずは4人組ボックスシートから参りましょう。

 

E217系から続くこのフレーム、座面に多少の沈み込みが感じられるようになったものの、殺人的な硬さのヘッドレスト部分を中心に何がいいのか分からないそれです。窓についても、この縁取りは肘掛けとしての使用が制限されるのでやめた方がいいと思うのですが…。

 

続いて2人組ボックスシートです。

 

キハ110系列と比べて進歩した点としては、窓側足元にあった配管が完全に姿を消したことでしょうか。その分拡幅車体なだけに裾絞りがあるわけですが…。

 

ロングシートです。キハ130系と同じく、足元が埋まっているのは寒気対策なんでしょうね。この辺りは足元がスルーなクロスシートとは対照的です。

 

優先座席です。チラッと見えているクロスシート共々例のモケットとなっています。その奥は車椅子スペースなのですが、それでもこの袖仕切りを使ってしまう辺りセンス悪いです。

 

ドアとトイレの間にはゴミ箱が設置されています。飲料系とその他で分別されたタイプを置いています。