山形市内から伸びる単線非電化ローカル線が左沢線です。文字からすると程度が知れたような路線に見えますが、見よ、昨今のローカル線にしてこの堂々4両編成を(^^;; そしてピーク時には最大6両編成にもなります。
近年は専用気動車が全運用を賄っています。キハ110系列のキハ101形で、数あるキハ110系列でも珍しい専用塗装が施されています。あとは陸羽線系統も専用塗装でしたっけ。
フルーツライナーの愛称があります。ロゴのカッコよさの割に名前がかわいめですね(笑) 時代が時代だっただけに、今導入されると「ふるーつらいなー」みたいにひらがなにされるんでしょうね(^^;;
戸袋部分にも左沢線のロゴがあります。沿線の山々と田園風景をイメージしたものなんでしょうね。
車内です。キハ110系列では唯一のオールロングシート車両で、あの外観に慣れていると新鮮です。まぁ、あれだけ両数増えるくらいですから、詰め込まないとどうにもならんのでしょうね。
ドアです。半自動式で、開閉ボタンが備わっています。足元にステップがあるのはキハ110系列の共通項ですね。滑り止めがあるのはこの形式のオリジナル点ですね。
運転台です。地方ローカル線でよく見かける半室構造ですが、車掌台側にバリケードがあるのがオリジナル点ですね。個人的には無くて良いのですが(^^;;
中間に入るとこんな感じ。両運転台車両ではありますが、2両編成で固定されて使われているようですね。
天井です。ロングシートだけあり吊革がズラリと並びます。それ以外は特に変わった点は見当たりません。
窓です。配置はクロスシートと変わり無く、日除けも横引き式のものが備わっています。
さて座席です。24人掛けのスーパーロングシート、「フルーツライナー」らしくピンク色のモケットでキメています。足元の黒いラインは足を投げ出さないようにという暗黙のメッセージなのでしょうね。
優先座席を有するロングシートです。床の色が違っているので別のタイミングで撮ったのがバレますね(^^;;
フリースペースです。戸袋部分なのがちょっと気の毒ですね…。それにしてもマークが小さいこと(^^;;
夕方からの運用に備えて、一休み…。