JR東日本キハ48形 新潟地区 | 車内観察日記

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鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。

各地で活躍を続けるキハ40系列ですが、ここ新潟地区もまもなく新系列気動車が入ってくることがアナウンスされております。酒田駅で陸羽西線の快速「最上川」を待っていると、一本のキハ48形2両編成が入線してきました。

 

新潟のNを模したデザインに大きなJRマークが描かれています。「乗降口」と書かれた表示窓、他にも色々と表示出来るのでしょうか…。

 

行き先は昔ながらのサボ式ですが…横にいらっしゃるあなた、本当は行き先表示幕なのでは?(^^;;  外観はこれらの改造がなされていますが、本当にすごいのは車内。

 

で車内入るとこれですよ、キハ48形にしてクロスシートが3列配置に改められ、奥の方も何やらすごいことになってる模様。私の知っているキハ40系列像がガラガラと崩れ去ってしまいました(^^;;

 

ドアです。元々寒冷地仕様車として登場しておりここはデッキだったわけですが、混雑対策で立ち席スペースへと変わっています。

 

その代わりにボタンによる開閉機能が追加されています。ボタンを押すと、左側のスピーカーからブザー音が鳴り自動でドアが開閉します。

 

外側の開けるボタンもこの通り。

 

そして…どうしてこうなった的なのが車端部。妻面の貫通路が大きく切り欠かれており、モノレールにあるようなキノコ形となっております。他車との互換が無くなりそうですが、もうこの2両は永久に固定編成を組む前提なのでしょうか、結果的にそうなりそうですが…。

 

最前面です。ワンマン化の対応工事がなされておりますが、基本的にはツーマン運行、三角表も無いですし現在は使われていないのかもしれません。

 

天井です。一応冷房改造はされておりますが、相変わらず荷棚をぶっ潰す冷房装置はデカい割に冷えないのか扇風機が送風補助として残されています。この時は冬だったのでカバーがかかっていますが…。なお、座席の3列化に伴い床面積が増えていますので、片側には吊革が増設されています。

 

座席です。渋い茶色のモケットがアクセントなのかボヤかせているのか…。それはさておき、まずは4人組ボックスシートから行きましょうか。

 

こちらは取り立てて普通の(笑)キハ40系列と変わらずで、窓側に張り出した配管がちょっと邪魔かなぁと思います。

 

で、やはりこちらが気になりますよね、な2人組ボックスシートです。

 

キハ100系列の登場とどちらか先だったのかは分かりませんが、お一人様の乗車であれば嬉しいと言えば嬉しい。ちょうど4人組ボックスシートをスッパリ真ん中で切り取って肘掛けを移設した感じで、足元の配管はそのままなのでやはり足のやり場に困ります。そうそう、座席配置は2両で入れ換えており、編成単位で「理不尽」が発生しないようにしています。

 

座席番号は…通路側の表示を削除しただけですね(笑)

 

ドア横のロングシートです。かつてのデッキは風除板が付いた袖仕切りに変わっています。この辺りも新系列として登場したキハ100系列に似た内容となっていますね。しかし、足元がお寒い状況なのは相変わらず…。

 

一部にはフリースペースを設けたロングシートも存在しており、セットになるロングシートは優先座席となっています。

 

トイレ横のロングシートです。一人辺りの着席幅を忠実に守ったせいか、微妙な隙間が生まれわざわざ袖仕切りを設置しています。この辺りは国鉄らしい仕事のやり方というか何と言うか…。

 

トイレです。入り口は横を向けられています。いくつか緑のテプラが貼られているのは新潟地区オリジナルでしょうか。中は安定の和式ですね。