大阪メトロでは第三軌条路線の主力である新20系のリニューアルを大阪市交通局時代から進めていますが、大阪市交通局時代に乗客から「せっかくのリニューアルやのに代わり映えせんでおもろない」との声が出たため、途中から各路線のイメージを持たせたリニューアルとなっています。
コマルマークも過去のものとなるでしょうね。リニューアルにあたり上にもラインカラーが追加されています。そのうちホームゲートでも付くんでしょうね。
車内です。他の各線仕様車と比べると大人しい印象ですね、それなりにオリジナリティは出てますが…。なお、タイトルは私の勝手な呼称であり、公式ではありませんのでご了承下さい。なんせ、これまで外のラインカラー以外違いがほとんど無かったわけですから…。
ドアです。化粧板の柄は四つ橋の橋がかかっていた時の地形図をモチーフとしたものです。細かすぎて伝わらないと言えばその通り…(^^;;
千鳥配置で片面のみLCDディスプレイが設置されています。
車端部です。仕切り扉にも意匠が施されており、ちょうど側ドアと色を反転させたものとなっています。
フリースペースを有する車端部です。右上には…
一部の方から「声に出して読みたい日本語」と呼ばれるお願いが入れられています。90年代までのスポンサーテロップっぽいのは昔からですが、この時点で「大阪市交通局」の文字が消えていました。
天井です。現在リニューアルが進む20系列と同じ形態で、蛍光灯カバーは廃され、かまぼこ形のLED灯に変更されました。どうしても暗くなってしまう地下鉄線、「これでもかというほど明るくしてやったわ」という担当者のドヤ顔が目に浮かびます(?)
吊革の長さはあらゆる身長に対応したことと冷房が載った部分を低くしている関係で様々な長さのものが並んでいます。
座席です。座面のみバケット構造となり、袖仕切りの化粧板が側ドアの模様は同様ながら色が反転したものになっています。
優先座席とセットになった座席です。モケットはこれまでのリニューアル車と変わらずな状態でして、もう少し路線ごとに遊びがあってもいいのでは、とも思います。え、優先座席モケットが四つ橋線ブルーだって?そんな強引な…。
車端部は3人掛けです。機器スペースを肘を逃す余寸として活用出来るのが嬉しい限り、これがあるだけで定員着席を強く促すことが出来ます。
で、優先座席。座り心地は程よい硬さ、四つ橋線の短距離利用では十分過ぎるものです。
フリースペースです。握り棒と非常通話装置が備わっています。
民営化しても、変わらず走り続けます。