神鉄1500系 | 車内観察日記

車内観察日記

鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。

ウッディタウン、当の一兵庫県民ですら最初は「どこだよそれ!?」と突っ込んだ程ですが、三田近郊に広がるベッドタウンのことです。このウッディタウン中央から三田へのアクセスに便利なのが神鉄公園都市線ですが、ここで使われているのが1500系です。91年登場、神鉄で最後のこの前面スタイルを持った車両となります。

 

車内です。内装はさすがに3000系をベースにしたものとなっていますね。二段窓ですが…(^^;;  木目調の化粧板はやはり親会社を意識したものでしょう。

 

ドアです。1000系列らしく窓がやや寸詰まった大きさとなっています。つい最近点字案内プレートが追加されましたが、設置位置が少し高いような気がします。

 

最前面です。直後に座席は無く立ち席スペースとなっています。仕切り扉は3000系以降のような細いタイプとはなっていませんね(笑)

 

天井です。こちらも3000系のようにスッキリしたものではなく、冷房の吹き出し口が一段飛び出たスタイルとなっています。蛍光灯にもカバーはありません。

 

窓です。こちらも先述の通り二段窓、ここくらい3000系と同じく一枚下降窓に出来たと思うのですが、愚直というか何と言うか…。

 

座席です。ドア間は8人掛けでしょうか。袖仕切りはさすがにパイプオンリーではなく、肘掛けを兼ねた板を挟んだものとなりました。その袖仕切りはドア側に化粧板、座席側にモケットを貼っています。座席側は直接触れやすいことを考えると居住性に配慮したんでしょうね。

 

車端部の3人掛けです。仕切り扉の戸袋とならない側は肘回りに若干の余裕を作っています。最近の電車はここの余寸が全く無いケースが多いのがイケません。なおモケットは色こそ親会社のそれっぽい雰囲気ですが、アンゴラ山羊の織物ではなく通常のモケットを採用しています。アンゴラ山羊モケットは6000系の登場まで待つこととなります。

 

フリースペースです。付帯設備は握り棒のみ、立ち席スペース的役割の方が使われるケースとしては多そうです。