京王7000系 リニューアル車 | 車内観察日記

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鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。

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自社で保有する車両の全車ステンレス化を達成して久しい京王線、最古参となった7000系にもリニューアルが施されています。今回は2008年以降に実施された編成をご紹介しょう。

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関東では表示幕がリニューアル時にフルカラーLED表示機に交換されるケースが多いですが、7000系では一部幕のままで残っている編成も存在します。

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車内です。2007年以前にリニューアルが施工された編成と色使いは変わりませんが、袖仕切りの変更等の違いがありますね。

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ドアです。千鳥配置でLED表示機が設置され、ドア同士が接する部分にイエローラインが追加されました。それ以外は現状維持、化粧板の貼られていないヒンヤリするソレです。

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改造途中からLCDディスプレイを設置した編成も存在します。片面のみで、運行案内の情報提供に徹しています。

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更に4両編成の7804Fのみ、LED表示機と同じ大きさのLCDディスプレイ、「パッとビジョン」が設置されました。LED表示機よりも案内情報量は多めですが、正直字がツメツメで視認性はあまりよくないですね(笑)

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車端部です。最近リニューアルされた編成も多い中、仕切り扉が妻窓と同じ高さのままで化粧板を貼り換えた程度となっています。京王は車端部が全席優先座席となっており、一般座席の車端部は存在しません。

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フリースペースを有する車端部です。スペース上の吊革はバンドが短いタイプを使用しており、立ち席にも配慮しています。

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最前面です。運転台側の窓が小さいウインク仕様となっています。仕切り扉と車掌台側の仕切り窓もやや高めに配置されており、小さな子どもには前面展望は厳しいと思います。

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天井です。照明はカバー無しの蛍光灯で残っている編成がいます。

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こちらがLED灯に交換された編成です。蛍光灯タイプとなっています。

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窓です。ステンレス車体で戸袋窓があるのが非常に珍しいですね。日除けが残っているのがうれしいですが、一枚上の画像をご覧いただければ分かる通り、着色ガラスに交換の上日除けを撤去されてしまった編成もいます。残念ですねぇ。

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座席です。登場時は暖色系のモケットでしたが、リニューアルにより座席のバケット化とモケット変更がされています。ドア間は7人掛け、2+5で分かれるようにポールが入っています。袖仕切りは近年更新工事で増殖中の大型の板となっています。肘周りの奥行きや下辺処理は相変わらずの下手さなのですが、大きさとしてはこれくらいが一番実用的なのかなぁとも思います。

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優先座席です。車端部のみに4人掛けが設定されており、モケットも正反対の色を使用して区別しています。

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フリースペースです。4人掛けの座席を撤去して作っただけにそれなりの広さを誇ります。握り棒と非常通話装置が付帯設備として備わります。

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