西武10000系 | 車内観察日記

車内観察日記

鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。


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西武のフラッグシップトレインとして活躍してきたレッドアロー10000系です。先代の5000系レッドアローがあまりにも有名で少し地味な感じもしますが、秩父や川越などの観光需要もそれなりにあり利用率自体はあまり悪くもないようです。

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1編成のみ、行き先表示がLED表示機となった編成がいます。足回りも時代に合わせて変更されているそうな。

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側面にはNEW RED ARROWのロゴが入れられています。本当に赤い部分は矢程度の細さですね・・。

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参りましょう、デッキドアです。外面の大人しさは車内にも表れており、かなり色調が抑え目です。

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ゴミいれは飲料系とその他を分別したタイプとなっています。

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こちらはバリアフリー対応車両のドアです。幅を広くしています。

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トイレです。バリアフリー対応の大型トイレとなっており、ボタンは自動式ですね。

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その向かいには男性小用トイレ。

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洗面台です。蛇口は自動式です。こざっぱりとまとまっていますね。

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かつて公衆電話があったであろうスペースです。今では受け台だけが残っており、携帯電話の通話スペースみたいな感じで残っています。

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自動販売機です。残念ながら取材した編成では故障のため営業しておりませんでした。すぐ横に飲料系のゴミ入れがあるにもかかわらずこちら側にも設けているのを見て「なぜ?」と思ったのですが、その下に取り出し口が無い所を見ると、入れ口の先の受け箱は同じになっているみたいですね。なるほど。

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車内です。更新工事を行った編成もあり、元々大人しかった色調が更に大人しくなったような気がします。

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デッキとの仕切りです。仕切り扉は窓が下まで引き伸ばされたものとなっています。その上にはLED表示機が備わります。

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天井です。カバーのかかった蛍光灯に冷房吹き出し口、それ以外のものは一切ないスッキリした、悪く言えば面白みもへったくれもないデザインとなっています(^^;;

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窓です。2席に一枚の割り当てで、日除けは横引き式のカーテンとなっています。下辺はペットボトル程度のものを置けるようになっていますね。

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座席です。ヘッドレストリネンがあまり交換されていないのには少しアレな気はしますが、JRの各種料金と比べると安めに設定されている私鉄特急料金を見るとまぁこんなもんなんでしょうね。

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座席自体は「どこかで見覚えがあるなぁ」と思って見返していたらこれの親戚筋ですね。全くの同一品かと思えばところがどっこい、座面スライド機構は省略、その代わり(?)に阪急6300系のようなバーレストが設置されています。完全同一品にしておけばコストも安かろうに、とも思うのですがそこは意地というかこだわりなのでしょうか。これは先代の5000系にも同じことが言えるので、やっぱり会社のカラーなんでしょうね。座り心地も同じような感じでやや硬めです。新宿線の「小江戸」であれば問題ありませんが、池袋線の「ちちぶ」になってくると少し疲労感が残るかと思います。

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窓の柱にあたる部分には固定式のテーブルが設置されています。向かい合わせにした時に窓の下辺部分の面積が窓の中央に当たる区画よりも狭くなってしまう為に設置した気配りなんでしょうね。エラい。

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デッキ仕切り際の座席では固定式のテーブルとバーレストが設置されています。シートピッチが広くなっているので狭々しいイメージはありません。

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バリアフリー対応車両の車内です。奥の印象が多少異なります。

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車椅子対応席の仕切りです。両開きとして開口面積を広げています。

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車椅子対応座席です。1人掛けで両側に配置されています。付帯設備としては固定用のベルトが備わっていますね。

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全展開の図。肘掛は乗り移りを考慮し跳ね上げることができます。

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ヘッドレストリネンにはレッドアローのロゴが入っています。

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そうそう、座席には自動回転機構が備わります。折り返し駅ではこのように座席が交互に回転します。

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今後001系「Lavew」導入により順次引退がアナウンスされています。記録等お早めに。

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