小田急60000形 | 車内観察日記

車内観察日記

鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。

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2009年、地下鉄や山の中など様々な環境での走行を可能としたロマンスカーが登場しました。

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60000形で、地下鉄千代田線直通のメトロはこね等の運用をはじめ、2012年からはJR東海御殿場線直通の「あさぎり」にも運用されています。地下鉄線に直通するため、前面には非常扉が設けられています。

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併結運用も存在することから、6両編成の新宿方、4両編成の小田原方は貫通仕様となっています。しかし、洒落っ気もへったくれも無いですね。

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側面にはロゴが入っています。様々な条件の路線へ乗り入れることから、Multi Super
Express を略して「MSE」という愛称があります。

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両前面には列車名を表示するフルカラーLED表示機が設置されています。

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お、トップナンバー。

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それでは参りましょう、デッキドアです。片開きの引き戸、窓は左側に寄せて配置されています。

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ゴミ入れです。飲料系とその他で分別されています。この周囲だけがステンレス製なのは、やはり汚れを落としやすくするためなのでしょう。

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携帯電話の通話を想定してでしょうか、一部には台があります。

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トイレです。女性専用と男性小用で分けられています。

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向かい側です。手前に洗面台、奥に男女共用のトイレがあります。

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バリアフリー対応トイレです。かまぼこ型をしており、取り回しを容易にしています。

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その向かい側です。洗面台と男性小用トイレがあります。

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洗面台内部です。白をベースにした色使いで、清潔感が有りきれいにまとめられています。

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ロマンスカー伝統の車内販売スペースです。「あさぎり」では車内販売を行っていないため、目隠しが降ろされています。

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向かいには窓があります。お客さんがいないときは従業員さんも外を見られますね(え?)

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業務用スペースです。普段は閉鎖されています。

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ドア付近にはAEDが設置されています。車内に設置されることも多くなりましたね。

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自動販売機です。車内販売もある中での設置ですが、「あさぎり」などでは重宝しますね。

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車内です。外の青とは違い、赤や黒などを使っているためかなり派手なイメージとなっています。

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デッキとの仕切りです。仕切り扉はこちらも窓が寄せられたもので、色は外板と同じメタリックブルーとなっています。扉上にはフルカラーLED表示機が設置されています。

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バリアフリー対応車両のデッキ仕切りです。両開き仕様で車椅子でも支障なく通れるようにしています。

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非貫通先頭車の最前面です。マルチ性を優先したために展望席はありませんが、乗務員室との仕切り窓は大型とし、前面展望が出来るようにしています。

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小田急のロマンスカーのアイデンティティの一つ、ブルーリボン賞のプレートです。何やら、小田急に入社した新人は例外なく鉄道友の会に全員が入会させられ、ロマンスカーが登場した年にはもれなくそのロマンスカーに投票させられるという都市伝説があったり無かったり…

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そして貫通仕様先頭車の最前面です。こちらはもう座りながらの展望の一切を殺しており、併結に徹しています。

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併結時の状態です。両側は壁となっています。

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天井です。弧を描く形状としており、視覚的に高く見せるようになっています。照明は間接照明ですが、天井の色自体が明るいので暗さは感じません。この辺りのセンスのよさはさすが小田急といったところ。

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とは言えやはり照度には幾分か不安があったのでしょうか、荷棚下に補助照明が設置されています。この不安は的中しており、相模大野で前4両と連結した瞬間に何故かこの補助照明は消灯、以降窓側は夜だったこともあり少し薄暗かったです。

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窓です。2席に1枚の割り当てです。基本的に新宿方面へは偶数列、反対方面へは奇数列を指名すると開けた展望を得られると思います。日除けはフリーストップ式のロールカーテンとなっています。

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座席です。赤いヘッドレストリネンがアクセントです。

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リクライニング角度はわずかですが、背ズリはかなり高めです。身長165cmの私が座ると後ろからは分かりません(笑) 付帯設備はインアームテーブルのみ、形状・面積共に不十分と言えます。またサイドアームレストの素材は側面こそ木目となっていますが、肝心の人が肘を置く部分は金属となっており、冬季を中心に冷たさがダイレクトに伝わります。頂けませんね。そして今時の車両にしてセンターアームレストが無いのは…「ロマンスカー」というネームブランド故の省略でしょうか。

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背面には鞄掛けが二つ備わります。そして下部には車内販売メニューやフリー雑誌が入ったポケットと、傘を掛けることを想定した布の輪があります。

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デッキ仕切り際の座席には固定テーブルがあります。インアームテーブルと組み合わせるとそれなりに使用面積は広がります。

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車椅子対応の1人掛けです。後述する車椅子スペースの関係から、網ポケットが窓下に設置されています。

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リクライニングの図。座り心地は硬め、石のようにとまでは言いませんが、同じロマンスカーに座るのであれば30000形以前の系列を選びたいと思う今日この頃です。

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1人掛けの手前にある車椅子スペースです。握り棒と非常ボタンが設置されています。デッキ仕切りに網ポケットがあるというのはどういうことなのでしょうか…

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1人掛けのデッキ仕切り際のテーブルです。面積が小さくなっています。

 

  

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

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