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「アイボリーに青帯」という伝統的なスタイルを持つ車両もついにこの系列が最後となってしまいました、8000形です。2002年からリニューアル工事が施され、現在は全編成が完了しています。
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車内です。リニューアル前と比べると、モケット色が赤になったのでかなり華やかになりましたね。
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ドアです。LED表示機は千鳥配置、化粧板は貼られていません。鋼製車のリニューアル後なのに戸袋窓が残っているのがある意味奇跡ですね(笑)
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LED表示機が設置されたドアです。千鳥配置で設置されています。
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車端部です。こちらは一般座席です。妻窓が存置されているため、3000系等と比べると採光性はいい感じです。
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優先座席を有する車端部です。仕切り扉は窓が妻窓の大きさに合わせられた旧来のタイプのままとなっています。
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最前面です。画像は中間に入っている先頭車ですが、特に幌で繋いだりはしていません。両側の仕切り窓は少々高い位置になっていますが、その代わりに仕切り扉の窓は幾分下まで伸びています。その窓には手すりが渡されており、小田急線のラッシュにも耐えうるようにしています。
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天井です。こちらもラッシュ対策として枕木方向にもつり革が渡されています。照明はカバー無しの蛍光灯です。
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窓です。一段窓を二枚配置していますが、何を思ったのか着色ガラスにして日除けを無くしています。どんな自信があってそんなことするんですかねぇ(呆)
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座席です。バケットタイプで、ドア間は7人掛けとなっています。袖仕切りはリニューアル後も変わらず、西武や東急などでも見ることができる縦方向に渡された袖仕切りです。居住性、イマイチですねぇ・・。座席間にはポールが2本入っています。これ、札幌市営地下鉄でいう「膝送り」がやりづらいという欠点があります。バリアフリー法という理由があるのは分かるのですが・・。
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新宿方最前面に配置された車椅子スペースを兼ねた座席です。手前には元々折り畳み座席が設置されていたのですが、いざ必要な時に座っている人がわざわざ立つというのは心理的にも好ましいものではありません。それによるトラブルもあったようで、座面は跳ね上げた状態で固定化し、完全なスペースとしています。であれば全て撤去した方が面積も広まると思うのですが、座席下のヒーターはそのまま残されているので、構造的に難しいんでしょうね。
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車端部は4人掛けです。座り心地は硬め、ただし形状は3000形や4000形のように悪くないためそこまで苦痛には感じません。
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優先座席です。一般座席の赤に対してこちらは青のモケットを採用しています。優先座席の車端部のみ中央にポールが入っています。そのポールも黄色になっており、視認性を確保しています。
リニューアルが行われたとはいいますが、原型時代の面影を随所に残しているなぁと思う反面、少し不可解な更新も行われた小田急8000形、この伝統的なスタイルを持つ車両はいつまで見ることができるでしょうか。