JR東日本115系 長野地区 | 車内観察日記

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鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。


日本の山男電車といえばやはりこの115系でしょうか。これまで長野地区の主力車両として長年に渡り活躍してきましたが、首都圏より211系が転入してきたことにより姿を消しましたね。



一部車両は、しなの鉄道へ塗装もそのままに移籍しています。幕はJR線と誤乗しないよう、赤いものとなっています。


車内です。青いモケット、緑の化粧板・・。国鉄テイストを色濃く残していました。


ドアは半自動式で、手でガラガラと開ける仕様となっています。


車端部です。仕切り扉は窓が小さいものです。両側にロングシートが配置されていますが、中国地方の115系に慣れていると、ちょっとした違和感を覚えます。


優先座席を有する車端部です。やはり車端部が広いのが違和感・・。


トイレを有する車端部です。ロングシート部分のみ優先座席に設定されています。


最前面です。国鉄型らしく、窓は小さめで前面展望には厳しいです。上部の出っ張りは保安装置でしょうか。多少薄暗く見えますね・・。


こちら、増結により編成中間に入った車両です。別バージョンとなっており、上部の保安装置も無く、車掌台側にも仕切り窓が空けられています。


天井です。中央から出っ張った冷房装置が厳ついです。蛍光灯は間隔をあけて設置されており、更に一部が抜き去られていたことから、場所によってはかなり暗く感じます。

窓です。ロングシート部分は戸袋窓、クロスシート部分は二段窓の配置は全国共通です。日除けは爪を引っ掛けるロールカーテンタイプです。

 

座席、まずはボックスシートから。持ち手こそかまぼこ型ではなく四角形のものですが、国鉄時代のモケットが守られている全国的にも稀有な存在でした。
 

座り心地は全国並み居るボックスシートと同様で、背ズリ上部のクッション性の無さはともかくとして、絶妙な角度で設計されたこの座席は逸品であると思います。窓側に小さいながらもテーブルが設置されているのはうれしいところ。

 


トイレ横のボックスシートです。基本的に車端部はロングシートですが、トイレ横は中や出てきた人と視線が合わないようにボックスシートが配置されています。妻面の座席が仕切り扉に合わせて横幅を狭く作っているのは相変わらずです。いや、そのままの幅だと色々問題も出てくるわけですが・・。


車端部のロングシートです。2+3の5人掛けとなっています。袖仕切りはパイプのみとシンプルです。半自動機構は装備しているとはいえ、冬は寒冷地となる信州。大丈夫か、それで・・。


最後にトイレです。中はもちろん最後まで和式となっていました。

 

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