大阪メトロ30000系 御堂筋線 | 車内観察日記

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鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。


当初は谷町線に登場した30000系は、大阪メトロ一のドル箱路線である御堂筋線にも投入されました。谷町線所属車両とは違い、カラー上部が弧を描いています。


車内です。谷町線用とはちょくちょく違いが見られるので、今回はその違う点を中心に紹介します。


まずは化粧板。御堂筋には、1000本近いいちょうの木が植えられています。そのいちょう並木の下を走る路線ということか、化粧板がいちょうの葉を描いたものになっています。近年稀に見る凝った化粧板ですね。類似のものは、すずらんを描いたJR北海道721系や、北海道ならではの風景を描いた札幌市営地下鉄東豊線の化粧板などがありますね。



そして、ドア横の「少しスペースを広げております」の案内にも、さりげなくいちょうの葉が入っています。


そしていちょうの葉はなんとこんな所にも。消火器の収納スペースです。スリットになっていて、中の様子を確認できるようにしています。ここばかりに目が行ってしまいそうですが、消火器としてはあまり目立っていませんね・・。


座席です。モケットが御堂筋線を意識したか、ワインレッド色となっています。先に紹介したドア横のスペース拡大により、着席定員は1名減の5人掛けとなっています。座り心地は谷町線用と一緒ですね。座面が低くなっており、座りやすくしています。座面のみバケット形状になっており、硬め基調ながら形状はしっかりしているため、ある程度の乗車でもそこまで苦になりませんでした。袖仕切りは肘掛を兼ねた板と、立ち客分離のための棒二本となっています。肘掛を兼ねた袖仕切りは、外側を木目調化粧板、内側を座席と同じ色のモケットとしています。また、3+2で仕切るようにポールが入っています。