都営10-300形 後期車 | 車内観察日記

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鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。


都営新宿線で、現在一番新しいグループとなっている、10-300形の後期車です。形式は同じとなっていますが、全くの別物と考えてもいいですね。・・さて、側面の形状や、行先表示と一体化されたLED尾灯など、どこかで見たことあるな、と思いきや・・。うん、間違いない、コイツの2000番台そのままですね。とするともしかしたら中も・・。と色々思案してしまいますが、一体どうなのでしょう。

車内です。ええ、多少の違いはあれ、もう様々なところで見慣れたイメージですね。初期車よりは、色彩の幅を広げているために明るい印象を持ちます。


ドアです。本家と違い、化粧板は貼られていません。ドア上のLCDディスプレイも一画面だけですね。

車端部です。直通先の京王に合わせて、全箇所が優先座席となっています。仕切り扉は片面のみの設置で、風の通り抜け防止としての役割しか求めていないようです。画像ではよくわかりませんが、窓にはイチョウのマークが入っています。


最前面です。ここも全くといっていいほど一緒です・・。


天井です。照明は反射式のLEDで、本体の上に金属の受け皿を設置することにより、照度を高めています。ラインデリアは一部の設置に留まっています。


窓です。この手の車両でおなじみ、日除け無しの窓です。これ以上は言いません。


座席です。ドア間は7人掛けです。2+3+2で区切るようにポールが走っています。


優先座席は座面を青色にしています。座り心地ですが、全体的にフッティングを改善させたため、初期車ほどの酷さはありません。ただ、横揺れに対して上体を支えきれないこの頼りない背ズリだけは本当に頂けません。


袖仕切りを内側から。化粧板は木目調で、触感も何となく木をイメージしたものとなっており、触れたときの冷たい感触を無くしています。しかしながら、窪みの量は相変わらずの少なさ、窪み下辺が高過ぎるため肘周りのストレスもそのまんまです。どうせ下辺を斜めに切り落とすなら、開き直ってもっと下辺を下げてくれた方がまだ気持ちいいというものです。いや、一番ベストなのは、窪みを5cm程にして、下辺を斜めではなく肘が置けるようにしてもらうことなんですけどね。まず5cm取ろうとしたら貫通しますね、ええ。


車椅子スペースです。付帯設備は握り棒と非常通話装置、車椅子固定用具となっています。一通り揃ってますね。この辺りはさすがお役所の車両と言ったところでしょうか。

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