泉北7020系 | 車内観察日記

車内観察日記

鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。



泉北高速鉄道の最新鋭通勤電車、7020系です。ステンレスばかりの南海高野線の中にホワイトと斜めブルーストライプが映えます。これでも7000系と比べるとコストダウンが図られていますが。現在南海高野線直通の準急を中心に、区間急行から各駅停車まで幅広く使用されています。
 


車内です。20m級4扉オールロングシートになっています。最近はそうでも無くなりつつありますが、無塗装モノトーンな南海車と比べると、ちょっと華があるなぁ、と。


ドアです。7000系までのドアでは化粧板が貼られていましたが、7020系ではステンレス無塗装仕上げとなりました。時期的にもこのような扉が当たり前になり増えていた頃ですよね。LCD表示機は千鳥配置で、現在行先案内の片面のみの設置ですが、2画面化の準備工事は整っているそうです。あれ、立ち席スペースは・・。


車端部です。側ドアではステンレス剥き出しとなっていますが、仕切り扉ではしっかり化粧板が貼られています。ここら辺の統一感の無さは一体…。


優先座席と車椅子スペースがある区画です。吊革の色が変更されています。


最前面です。直後に座席はありません。乗務員室との仕切り扉は最近の南海と同様に引き戸式です。貫通扉の窓も比較的大きいので、お子様の前面展望もしやすいことでしょう。


天井です。コストダウン面と難燃性基準の都合で蛍光灯カバーが廃止されました。やはり無遠慮に光が差し込む車内は従来車と比べると安っぽいですよね。吊革は枕木方向にも配置されており、混雑に対応しています。


窓です。日除けは爪を引っ掛けるタイプのものが装備されていますが、窓自体も少し色味のあるものとなっています。


座席です。ドア間は6人掛け、モケットが紫芋を思わせる色になっています(^^;; 最近の車両としては珍しくバケットシートにはなっていません。その代わりか着席区分の柄が入り、座席は3+3で区切られており、スタンションポールが伸びています。泉北って、バケットシートには結構消極的ですよね。乗り入れ先の南海とは正反対の考え方です。


車端部の4人掛けです。座り心地ですが、見た目の期待を裏切りません、色んな意味で。まず良い点として、座面が従来通りの柔らかいもので快適です。また座席幅が広げられており、一人当たりの占有面積が向上しています。悪い点として、先程も言いましたが座席幅拡大の煽りで立ち席スペースが死んでいます。次に背ズリ。決して硬くはなく程よい柔らかさですが、がっつり垂直です。もっと角度をつけて欲しいなぁと思う次第。そして一番のがっかりはこの「仕切り」。肘掛の概念を木っ端微塵に破壊し、単なる仕切りとしてしまっています。関東で絶賛増殖中の窪みがあるものならばまだしも(いやあれでも関西在住者としては不合格のレベルですが)、ノッペリと壁です。肘周りの余裕なんかあったもんじゃありません。どうにかならんか。


優先座席です。モケットが黄色のものになっています。吊革などで存在をアピールしていますが、やはりこの仕切りでは存在が少し隠されているように思えてなりません。


車椅子スペースです。付帯設備は握り棒のみで固定ベルトなどは存在せず、スペースのみの提供になっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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