視察先で1万円のコース料理を食べ、その内の4100円を市民の税金で工面したり、政務活動費を使って姫路城で半日過ごしたのに、それを報告書に記載しなかったり、政務活動費で沖縄の全室ジャグジー付きの海辺のホテルに泊まったりと、同僚議員たちの政務活動費の使い方に驚愕した黒岩揺光です。(令和5年9月議会の議事録のページ45,また、同議会の議事録のページ46))
私にも年間204000円の政務活動費が支給されたのですが、令和5年度は1円も使わずに、全額返還させていただきました!!!
政務活動費は前もって支給されますので、1円も使わないと、返還請求が林茂男市長からきます。
市役所の会計課へ行きます。
そこで、納付書と現金204000円を払います。こんな大金を持ち歩くことないので、緊張します。
そして、領収したとのハンコをもらいます。
議員は22人ですから、全員が返還すれば、約450万円の税金が浮くわけです。
繰り返します。議員のほとんど、というか全員が、会費8000円や1万円の懇親会に頻繁に参加できるだけの経済力があります。視察先では、1人3000円のステーキランチや、1人1万円のコース料理を食べています。
自腹で3万5000円かけて山形へ1泊の視察へ行けるだけの経済的余裕があります。
経済的に裕福なかたたちが、経済的に困っている人達からの税金で視察に行き、半日以上の空白時間を設けて温泉旅館に泊まったりされたらたまったもんじゃありません。
行政に節税を求める立場である議員が、税金の無駄使いをしてはいけません。
なので、私はこの方たちと一緒に政務活動費を使うことを拒否しました。
もう一つ気になるデータが最近、出てきました。
今は政務活動費は議員1人につき年間204000円ですが、平成28年は144000円でした。
その際、議会は市民にアンケートをし、この144000円という額が妥当かどうかを尋ねました。その結果がこちらです。
全体の16.4パーセントが「低いと思う」と回答したのに対し、「適当」と「高い」を合わせると56%になります。明らかに民意は「政務活動費を上げないでくれ」というものでした。
にも関わらず、なぜか、政務活動費の支給額が増額され、その増額分で、姫路城に行ったり、コース料理を食べたり、温泉旅館に泊まったりしているというわけです。
忘れないでください。この方たちは皆さんが1票を入れた議員さんたちの話です。