税金を使って沖縄のプール・ジャグジー付きのホテルに泊まったことをなぜ隠すようなことをするのか? | 小学校時代に学級委員に7回立候補して7回落選した僕が勝てるはずのない市長選に挑戦することになりました

小学校時代に学級委員に7回立候補して7回落選した僕が勝てるはずのない市長選に挑戦することになりました

令和5年12月18日午前10時から市役所2階の大会議室で出馬発表会をします!120億円溜まった基金で、自殺率や水道料が高い南魚沼市の市民の生活費をとことん下げます!

 自民党の女性局長が党費でフランス視察中にパリのエッフェル塔タワー前でポーズを撮った写真が不適切だとして、局長を辞任しました。

 

 

 

 

 これで局長を辞任するような事態なら、例えば、同じ公人である地方議員が、党費ではなく、税金を使って沖縄へ3日間視察へ行ったのに、2日間と報告書に記載し、全室ジャグジー付きの海辺のホテルに泊まったのに、そのホテルに泊まったことを隠していると疑われるようなことをしたら、どのような処分を受けるべきでしょうか?

 

 

 先日のブログで紹介しましたが、新潟県南魚沼市議会の公明党の中沢一博議員が率いる会派「未来創政会」(メンバーは中沢議員の他に大平剛議員、永井拓三議員)が今年2月6~8日で政務活動費を使って沖縄へ視察へ行きました。大平議員と永井議員は国政選挙では自民党が支援する候補者を支持しているため、「未来創政会」は自公連立会派みたいなものですね。以下が沖縄の視察日程表です。

 

 

 

 

 2月7日は「海のテラスよみたん都屋」という海辺のホテルに泊まられています。ホームページを見るととても景色がよさそうなホテルで、プールまでついてますね!一般の市民はとてもじゃありませんが、沖縄へ行って、このようなホテルには泊まることができません。

 

 

 一体、一泊いくらかかるのでしょう?

 

 

 

 未来創政会は3人の会派で、3部屋予約しました。1泊朝食付スタンダードが1万1000円で二部屋、オーシャンビュースタンダードが1万5000円で1部屋で、計3万7000円です。1泊1万2000円まで税金で出ますから、自腹で払う分は1万5000円の部分のオーバー分で3000円だけとなります。

 

 海の景色が見えるテラスにジャクジーがついているようです。

 

(この写真はホテルの一室で、実際に議員たちが泊まった部屋かどうかはわかりません)

 

うわー。こんなホテルに泊まってみたいですね。南魚沼市の市民のどれくらいの方がこのようなホテルに泊まれるだけの経済的余裕があるでしょうか?

 

ホテルのウェブサイトには「全室設置のジャグジー」とあり、恐らく、未来創政会の3人が泊まった部屋にも、ジャグジーがあったのではないでしょうか?

 

 

 このホテルに滞在した方がブログで体験記を綴っておりますので、どうかご覧ください。

 

 

 

 朝ごはんは海を眺めながら食べるそうです。羨ましいですね!

 

 

 未来創政会は、このホテルに泊まった後の2月8日は午前中に辺野古視察予定でしたが、報告書によれば、辺野古視察は2月7日となっております。

 

 

  

 2月8日は那覇空港発が午後2時25分です。2月7日の視察は午後4時に終わっています。2月7日午後4時から2月8日の午後2時までが「空白時間」となっています。未来創政会は沖縄で、そして1泊1万5000円の海辺のホテルで一体何をしていたのでしょう?まさか、8日の午前中はジャグジーでくつろいでいたなんてことはないでしょう。

 

 ホテルのチェックアウトは午前11時です。ホテルから那覇空港までは車で1時間。

 

 2月8日午前11時までジャクジーやビーチでくつろぎ、空港へ出発し、午後2時45分の飛行機に乗ったのでしょうか?

 

 

 

 「2月8日の午前中は何をしていたのですか?」と、中沢一博議員に電話で聞くと、「定かではないが、米軍基地の視察をしていたのではないかと思う」と言います。私が「だったら、それも報告書に書いた方がいいのではないですか?」と聞きましたが、「詳しいことは大平議員に聞いてほしい」とのことでした。米軍基地の視察って、そんな事前のアポなしでできるものなのでしょうか?南魚沼市とどういう関連があるのでしょうか?

 

 政務活動費の支出伝票には、実施年月日には「2月6~8日」と明確に書かれています。

 

 

 

 しかし、なぜか報告書の記載には、2月6日と7日としかありません。

 

 

 「視察」の「期間」とあるのに、実際に視察した日時だけを記すのはどうかと思いますね。

 

 これにより、議会だよりも2月6~7日と記載されてしまいました。

 

 

 

 議会だよりで間違った情報を載せた場合、「お詫びと訂正」を出すことになっています。

 

 訂正を出すとしたら、次の11月号の議会だよりです。10月4日に11月号の議会だよりを発行するための編集委員会が開かれ、私は当然、「11月号で訂正を出すべき」と提案しました。

 

 委員のメンバーは以下の通りです。

 

 

 しかし、未来創政会の大平剛議員は、2月8日は移動日であり、実際の視察は6日と7日にしかしていないため、報告書の記載通りに、議会だよりには期日が掲載されていることを理由に、問題はないとの見解を示しました。

 

 さらに、大平議員は、報告書の「期間」の部分は、実際に視察した日時を記載すべきなのか、移動日を含めた視察日程を記すべきなのか、統一すべき、と提言をしました。

 

 そして、報告書に記載されている期日と議会だよりの期日が合っているため、川辺きのい議員と梅沢道男議員は、訂正を出す必要はないと、言いました。川辺議員は「ここで議論すべき話じゃない」と強く言いました。

 

 勝又貞夫委員長と塩川裕紀議員は、報告書の記載方法について会派代表者会議等で議論してからの判断にすべきと言いました。広報編集委員会には目黒哲也議員もいますが、10月4日は午後から欠席となり、この議論には参加しませんでした。

 

 大平議員は、この議論の途中で、私が中沢一博議員にこの件で電話をし「訂正を出すべきではないでしょうか?」と尋ねたことは「不適切だった」と言いました。私が委員会の副委員長であり、委員会が開かれる前に、事前に副委員長が他の議員に連絡をし、そのようなことを聞くのは不適切とのことです。私は全く不適切とは思わないと言いましたが、梅沢議員も「不適切だった」と同調しました。

 

 そもそも、まだ、訂正を出すべきかどうかの議論が終わっていません。一つの議論が終わる前に、別の議題を挙げるのはいけませんね。

 

 訂正を出すべきかどうかの議論に戻ります。

 

 支出伝票には2月6~8日とあります。そに書かれた視察期日と報告書の期日が異なるなんてありえません。

 

 南魚みらいクラブは2月6~8日に京都・徳島に行き、最終日は移動日でしたが、報告書にはしっかり2月6~8日と期間を記載し、8日は移動日だったということも記しています。当然です。

 

 もし、報告書に視察期間を書かなくていいなら、例えば、2月6日と7日で視察をし、8日と9日は自由時間だったとしても、報告書には「2月6~7日」と記載できることになります。報告書と支出伝票の違いは、前者はネットで公開されますが、後者は開示請求しない限り、公開されません。

 

 まさか、「報告書には移動日を含めた期日を記載すべきかどうか」が議論になるとは思ってもみませんでした。

 

 ちなみに、この議会だよりの原稿に最初に「2月6~7日」と記載したのは議会事務局の職員です。それを私たち広報編集委員が校正段階で3回チェックするのですが、校正段階で間違いに気付ける委員は、実際に視察に行った大平議員か支出伝票や日程表を見ている議会事務局の職員だけです。未来創政会以外の議員は未来創政会の視察日程を知りませんから、チェックのしようがありません。大津素子議会事務局長含め、議会事務局職員は全員ですべてをチェックするらしいですが、全員がこの間違いを見落としました。

 

 少なくとも、2月7日午後4時から2月8日午後2時まで、未来創政会は沖縄で空白の時間がありました。市民の税金で沖縄へ行き、全室ジャクジー付きの海辺のホテルに泊まりました。

 

 私は大平議員に、「2月8日の午前中は市民の税金のおかげで沖縄にいたのですよね?だったら、その期日をしっかり市民に示したいとは思うのが市民感覚だと思うのですけど」と言いましたが、結論は変わりませんでした。

 

 ここで委員会での議論が白熱し、南魚沼市議会では恒例となって梅沢議員による私にたいする「あんた」発言が飛び出ました。私が「あんたって呼ばないでください」と言うと、梅沢議員は謝りました。もう梅沢議員に委員会中に「あんた」と呼ばれるのは10回以上になってのではないですかね?

 

 中沢議員が言うように、2月8日午前に米軍視察をしていたのなら、この時に大平議員から「2月8日は米軍視察をしていました」と発言がないのがおかしいですね。

 

 いずれにせよ、議会だよりを作るのは市民の皆さんです。

 

 次の広報編集委員会は10月13日午前9時半ごろからになります。未来創政会の沖縄視察の日程について、「2月6~8日」と訂正を出すべきと思う市民は、編集委員のメンバーに伝えるか、議会事務局(773-6650)へお伝えください。

 

  少し心配なのは、未来創政会の代表である中沢一博議員は公明党であるということです。最新の世論調査では次の衆院選で公明党が議席数を大幅に減らす可能性が伝えられています。公明党の本部にも、この件は既にお伝えさせていただきましたが、公明党の議員が市民の税金を使って沖縄へ3日間行き、ジャグジー付きの海辺のホテルに泊まり、報告書には2日間としか記載せず、まるでそのようなホテルには泊まっていないような記述にしてしまっては、市民に変な誤解を生まないか、心配ですね。

 

 議会だよりは皆さんの税金で作られています。最終的に決めるのは、皆さんが選んだ議員ですから、皆さんが選んだ議員の言動に責任をもつのは皆さんなのです。