なぜ、これほど不祥事が続くのか? | 小学校時代に学級委員に7回立候補して7回落選した僕が勝てるはずのない市長選に挑戦することになりました

小学校時代に学級委員に7回立候補して7回落選した僕が勝てるはずのない市長選に挑戦することになりました

令和5年12月18日午前10時から市役所2階の大会議室で出馬発表会をします!120億円溜まった基金で、自殺率や水道料が高い南魚沼市の市民の生活費をとことん下げます!

 市政関連の不祥事が続きすぎて、もう言葉がない市議会議員の黒岩揺光です。

 

 これまでの不祥事を時系列でまとめてみました。

 

 2020年、市のプレミアム付き商品券事業で農協職員による不正購買

 

 2022年、市の旅行支援事業で観光協会の元会長が1900万円の横領

 

 2023年、安全性が確保されない水を市が一般家庭に供給する

 

 2023年、林市長と同じ会派で活動していた塩谷寿雄・前市議会議長が公選法違反で起訴猶予処分

 

 2023年、市の幹部職員が不同意わいせつ容疑で逮捕

 

 そして、今度は市の中心街、六日町駅前にあるショッピングセンターを運営する市の第三セクター「六日町街づくり株式会社」で1126万円の横領です!

 

 

  新聞沙汰になる不祥事がこの4年で6件。なんと今年だけで4件です。

 

 新潟日報の記事には市が4日に説明したとありますが、実際は11月24日の議会運営委員会で「六日町街づくり株式会社」で横領があったことは報告がありました。市は第三セクターの経営状況について毎年議会に報告する義務があり、通常は9月議会にあるのですが、六日町街づくりについては、横領があったため、報告が12月議会へ遅れたとのことでした。議会運営委員会では、質疑をする委員はおりませんでした。これまでの議会運営委員会では、新潟日報の記者が傍聴していることもありましたが、今回はおりませんでした。

 

 ショッピングセンターは「ララ」といい、スーパー、図書館、クリニック等が入り、駅前にあることから、多くの市民に親しまれています。地元野菜を売る直営店もあります。駅前でバスの終着点でもあることから、車が運転できない高齢者や高校生たちに特にありがたがられています。

 

 それでは、会社の役員名簿を見てみましょう。

 

 

 

 注目してほしいのは、監査役に、中澤恵・市会計管理者が入っていることです。

 

 次に会社の概要です。

 

 

 

 

 市が6000株を持ち、36パーセントとなっています。

 

 市が大株主であり、市の会計管理者が監査役を歴代務めてきた第3セクターで1100万円の横領があったのです。

 

 新潟日報の記事には記載がありませんでしたが、12月4日の議会では、この横領の件に質疑が集中しました。

 

 (録画配信では53分30秒から説明が始まります)

 

 市の腰越勝利・産業振興部長が最初に説明するのですが、横領があったことしか説明せず、詳細な中身については、あまり話してくれませんでした。過去4年で6件の不祥事があったと記しましたが、その内の3件が、腰越部長の担当事業でありました。プレミアム付き商品券事業の不正購買。観光協会の元会長の横領。そして、今回の横領です。

 

 この件について質疑をしたのは、私、佐藤剛議員、田中せつ子議員、梅沢道男議員、大平剛議員、牧野晶議員、などなど。(すみません。他にもいたかもしれません。この日の議会は色々ありすぎて、すべてを覚えきれていません、、、。後ほど、録画配信で確認します)

 

 

 私が一番最初に質疑に立ち、事件の概要について聞きました。いつ、どのような形で横領をし、どうやって発覚し、今後の再発防止策はどうするのか、などを聞きました。(録画配信では1時間05分)

 

 腰越部長は「詳細については会社に聞いてほしい」と言いつつ、以下の説明をしました。

 

 横領は平成26年からあったが、当時は返済していたため、気づかなかった。今年になって返済がなかったため、発覚した。再発防止策としては、複数人で金庫を管理する。土日は事務所を閉め、事務局長が常に金庫にいるようにする。

 

 ↑の説明だけでは、ちんぷんかんぷんで、何から聞いていいのかわかりませんでした。

 

 もう、正確な文言は覚えていませんが、以下の様な質問をしたと思います。録画配信が出次第、正確なものにまとめます。

 

 金庫があって、横領した方はその金庫の鍵を持っていて、金庫の中に1100万円という大金が入っていて、それをその方が取ったということだが、平成26年から取っていたけど、気づかなかったということは、その金庫にいくらあるかというのを頻繁にチェックするシステムがなかったということなのでしょうか?

 

 

 腰越部長は、横領した職員が金庫の鍵を持っていたと言い、金庫の中をどれくらいの頻度でチェックしていたかはわからないとのことでした。

 

 私は、市の会計管理者が監査役として入り、その会計管理者が議場にいるのだから、市が知っていることをすべてここで出すべきではないか、と言いましたが、中澤・会計管理者は座ったままで、腰越部長が答弁し続けました。

 

 平成26年から横領が続いていたのに、今年春の会計士による現金監査まで発覚しなかったというのは、一体どういうことでしょうか?一体、市から監査役まで出して、どんな管理体制を築いていたのでしょうか?

 

 その後も、「複数人で管理すればいい問題じゃない」「それだけ長い間横領に気づかなかったというのはどういうことなのか」等の厳しい質問が相次ぎましたが、中澤・会計管理者は黙ったままでした。

 

 一体、いつになったらこの不祥事の連鎖は終わるのでしょう?しかも、中身がよくありません。昨年の観光協会の元会長による横領では、市の観光協会の職員が受け取るべき数百万円という大金が支払われていないことを上司に報告していなかったり、今回は10年近く横領が続いていたことが発覚したり。

 

 人口5万人の地方都市でこれだけ新聞沙汰になる不祥事が相次ぐものなのでしょうか?