60か国からの住民が暮らす「国際都市」なのに、英語が好きな子どもが少ないのはなぜか? | 小学校時代に学級委員に7回立候補して7回落選した僕が勝てるはずのない市長選に挑戦することになりました

小学校時代に学級委員に7回立候補して7回落選した僕が勝てるはずのない市長選に挑戦することになりました

令和5年12月18日午前10時から市役所2階の大会議室で出馬発表会をします!120億円溜まった基金で、自殺率や水道料が高い南魚沼市の市民の生活費をとことん下げます!

 60か国以上からの留学生がいる「国際大学」がある南魚沼市は、人口全体に占める外国人比率が1.8パーセントで、県内でもトップクラスとなっています。山間部にあるにもかかわらず、60か国以上の住民が暮らす5万人都市は、世界でも珍しいと思います。

 

 

 しかし、そんな国際都市の悲しい現実をお知らせします。

 

 ↓の資料をご覧ください。

 

 

 「英語が好き」と答える市内の小学生、中学生の割合が、国や県の平均を大きく下回るのです。

 

 市の総合計画では国際大と連携し、英語教育に力を入れ、ALTの人件費もしっかり予算に盛り込まれています。

 

 それでは、今回のブログでは、これについての決算審議の質疑を通して、解説してみます。

 

 

 まずは、私の質疑を録画配信の4時間37分からご覧ください。

 

質問1.

 

防災マップは外国語対応しているのか。防災訓練は外国人と一緒にやったりはするのか?

 

 

答弁1.

 

防災マップは英語に対応している。

 

防災訓練は行政区単位で企画・実施してもらっており、市内の外国人というと、国際大学の学生ということになるかと思うが、あそこは「国際町」という行政区があるので、そちらの方で検討をしていただきたい。ウェブサイトは他の言語でも翻訳できるようになっており、今後、勉強させてもらって対応していきたい。

 

私は再質問します。

 

 

質問1.

 

南魚沼市は外国人比率が県内でもトップクラスである。国際町だけでなく、実際は天王町にも多く住んでおり、近年は外国人実習生も増えてきている。ほとんどが地震とかを経験したことのない人たちで、地震が起きると、ものすごい驚かれる。私が英語でSNSで少し情報を発信するだけでも喜ばれたりする。そういった中で、令和3年度、何かしら検討をすることがなかったのかだけ、最後にお聞かせください。

 

答弁1.

 

令和3年度はコロナがあって、なかなか行政区とも連携してできなかったが、今、議員のお話を聞き、今後はどんな対応ができるか検討してまいりたい。

 

次に、「教育」の審議になります。録画配信では2時間06分から。

 

質問1.

 

総合計画では、国際大学との連携がうたわれているが、国際的な教育カリキュラムの設定がかかげられ、ALTの人件費もそれなりに費やしている。しかし、今年1月に総務文教委員会で配られた資料に小中学生のアンケート結果があり、英語が好き、英語を日常的に使うことがある、と答えた生徒の割合が、国や県の平均値より低かったのですが、それについて何かありますか?

 

 

答弁1.

 

全員がそういうわけではない。英語を上達したいという子が増えることを願って教育を続けてまいりたいと思っております。

 

 

再質問に立ちます。

 

質問1.

 

全員がそういうわけではない、ということはそうなんだろうと思いますが、このアンケート結果に教育委員会は満足されているということなのかどうか教えてください。

 

答弁1.

 

満足はしておりません。これからも頑張っていきます。

 

最後の質問に立ちます。

 

 

質問1.

 

満足していないということで、何か、対策は練られたのか?

 

答弁1.

 

デジタル教科書が採用されたことくらいですかね。あとは海外派遣事業がなくなって、それに向けて頑張っていた生徒たちがいたと聞いておるので、コロナ終息後、こういった子たちを伸ばすにはどうすればいいか、検討していきたい。

 

 総括: 世界でも珍しい「国際都市」にも関わらず、外国籍住民と防災訓練さえ一緒にやらず、「英語が好き」という子どもが少ない原因について、担当部署がまともに説明できないという事態に驚く。普段からの付き合いがないがゆえに、英語が好きな子どもたちも増えないということ。日常生活で外国の方と触れ合っていれば、自然と英語が好きになるはずだが、それを学校内の授業で「好きにならせよう」とするからか、それに反発して、子どもたちが嫌いになっている可能性もある。防災訓練などの日常的活動を日本人と外国人が一緒にやってこそ、「国際都市」ということを市民が実感でき、「英語が好き」という子どもも増えていくのではないか。