最近、就職などの際に専門知識や語学力、様々なスキルの他にコミュ力(コミュニケーション力)というものが重要視されるようになっています。
文字どおり、他者と上手くコミュニケーションを取り、社会の中で人間関係を円滑に築いていく能力のことですが、このコミュ力というのは性格に支配される部分が多く、なかなか努力して身に付くというものではありません。
あるいは何の努力をせずとも、そういう部分で天賦の才を持っている人もいます。
このコミュ力、持って生まれたものに起因するところも大きいですが、コミュニケーション力を必要とされる場に身を置くことによって磨いていくこともできます
英会話など、まさにそうです。
日本では、自分を押し出しすぎるのは敬遠され、その場の空気を読むのが上手なことのほうがコミュ力が高いとみなされますが、海外では自分の主張をはっきり述べることが大前提です。
全体の意思に重きを置く文化と、個々の意思に重きを置く文化の違いですが、とりあえずは自分の意思をはっきりと述べる力が必要とされます。
ただし、「自分の意思を主張する=他人の意思を排除する」ということではありません。
個々の意思を尊重するわけですから、他人の意思も自分のものと同様、大切にされなければいけません。
日本人はこの部分を誤解しがちです。
相手の意思をよく聞き、自分の意思も相手に分かりやすいようはっきり伝える。
相手をリスペクトする気持ちを持っていれば、意見が違う時でもじゅうぶん円滑にコミュニケーションが取れます。
英語を通して世界中の人たちとコミュニケーションを取ることで、コミュ力upさせていけるといいですね