小さい子どもに何かをさせる時に「何秒でできるかな?ヨーイ、スタート!」や、「誰が一番はやくお片づけできるかな?ヨーイ、ドン!」と言ったりするのは、世のお母さんたちのほとんどが経験されていることと思います。
普通に「片付けなさい」とか「早くしなさい」と言うよりは、俄然子どもは張り切ります。
その行為に対して受動的か能動的かの違いです。
そしてその取り組み方の違いによって、成される仕事にも違いが出てきます。
能動的に取り組めた場合は、
①自らの意思でやっているため、その過程を楽しめる
②やり終えた時、達成感を得られる
③上手くできて褒められたときには、嬉しさ倍増!
といったプラスの精神的効果が得られます。
子どもたちの「お母さん、見ていて!!」という気持ちの表れですよね
「見ているよ」が伝わるだけで、子どもの行動は全く違ってきます。
ですのでLeptonの授業でも、「あなたの頑張りをちゃんと見ているよ!!」ということが、きちんと子どもたちに伝わるように心がけています。
ただ褒めておだてるということではなく、子どもたちに奮起する題材を与えて、その過程と結果の両方を評価するようにしています。
そのためには一度にたくさんのことをやらせるのではなく、スモールステップで少しずつ達成できるようにしていくのがポイントです。
子どもが自らの意思で学ぶようにするには、まずはその子に合った分量を達成していく過程を「見ていて」あげること、そして時折遊び心を取り入れて、子どものやる気スィッチをONにしてあげることも大切だと思います