昨日は英語の時制には現在形と過去形がある、という話をしました。
今日はその続きを
『相(aspect)』についてのお話です。
『相』とは、「動詞の表す行動の性質・様態」のことです。
何のことかわかりづらいですね
「相には単純相、進行相、完了相の3つがあります」
これで、分かったかと思います。
学校文法では、現在進行形や完了形なんかで習っています。
現在形と過去形の2つの時制に対して3つの相があるので、英語の時間を表す法は
2×3=6とおりあります。
単純現在形:He has lunch at noon every day.
現在進行形:He is having lunch now.
現在完了形:He has already had lunch.
単純過去形:He had lunch at noon yesterday.
過去進行形:He was having lunch then.
過去完了形:He had already had lunch when his wife came home.
思い出したでしょうか
英語は動詞を見れば時間が分かること。
そして動詞そのもので表す時間は2とおり、
それに『相』という切り口を加えると6とおりであること。
何よりそれぞれの形を思い出して、いつなのかがはっきり分かるように
頭の中を整理してみてくださいね