お次は過去分詞です。
過去分詞は、「受け身」や「完結した」ことがらを表現する時に使います。
先に述べた現在分詞が「能動的」、「進行している」ことがらを表すことと対比させると分かりやすいでしょう。
I was spoken to by a woman named Sarah.
(私はサラという名の<←サラと名付けられた>女性に話しかけられた。)
この文の始めに出てくる過去分詞spokenは
be動詞wasと結び付いて受動態を、後に出てくるnamed以下はa womanを後ろから飾っています。
過去分詞も時制を越えます。
Chinese people are refusing to buy things produced by Japanese companies.
(中国の人々は日本の製品を買わないようにしている。)
Chinese people refused to buy things produced by Japanese companies.
(中国の人々は日本の製品を買わないようにした。)
本動詞の時制に関係なく、過去分詞はそのまま名詞を後ろから飾ります。
現在分詞が進行していることがらを、過去分詞が完結していることがらを表すのは、次の例を見て掴んでください。
a house burning over there
(向こうのほうで今燃えている家)
a house burnt over there
(向こうのほうで燃えてしまって焼け落ちた家)
上の2つの句には、動作が進行中か完了しているかの明白な違いがあります。
学校文法で習う進行形や受動態、完了形などとリンクさせれば簡単ですね(*^-^)b
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