関係詞最終回です。
『複合関係代名詞』は『who,which,what+ever』で、『~する...は(誰、どれ、何)でも~~』という意味になります。
日本語の説明より実際の英文を見たほうが分かりやすいですね。
Whoever says so is a liar.
(そう言う人は誰でも嘘つきだ。)
Whichever we choose, there is no big difference.
(どちらを選ぼうと大差はない。)
→No matter whichに書き換えられ、接続詞に譲歩を表す副詞節を導く。
I did whatever was in my power.
(私は自分に出来ることは何でもやった。)
同じく『when,where,how+ever』で『~する時(ところ)はいつ
(どこ)でも』や『どんなふうに~しても』という意味の『複合関係副詞』になります。
Whenever i see this picture,I am much moved by it.
(私はその映画を見るといつでも、とても感動する。)
Sit wherever you like.
(どこでも好きなところへ座りなさい。)
Howrver you express it,it is anything but a truth.
(どのように表現しようと、それは決して真実ではない。)
複合関係代名詞と副詞は、上記の2文目と最後の文に見られるように
『No matter ~』に置き換えられる譲歩の意味を持つこともあります。
文法の知識よりも、英文からニュアンスを汲み取って訳せると良いでしょう。
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