実は便利な関係代名詞 | 楽園の英語

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後置修飾にはいくつかのパターンがあります。順に挙げていきたいと思います。

まず、後ろから名詞を飾る代表格と言えば関係代名詞。

指導要綱では一般的に中学3年生で習うかと思います。

学校英語の文法にあまり良い思い出の無い人は拒否反応が出るかも知れませんが、実は関係代名詞は情報の足し算の見方からすると、とても便利なものです。

まず関係代名詞とは、代名詞であると同時に接続詞の働きも持っています。

I know the girl.
She is standing over there.
これらの2つの文を、1つにまとめる働きが関係代名詞です。

I know the girl who is standing over there.
(私はあそこに立っている女の子を知っています。)

関係代名詞は代名詞であるため、所有格や目的格といった『格』を持ちます。

I know the girl whose father is a famous economist.
(私は、父親が有名な経済学者である女の子を知っています。)

I know the girl whom they've wanted to see.
(私は彼らが会いたがっている女の子を知っています。)

関係代名詞の直前の被修飾語である名詞を先行詞と言います。先行詞が人ではない場合はwhichを使います。

He told us a story which was really thrilling.
(彼は私に、すごくハラハラする話をしてくれた。)

ここまでは中学英語のおさらいです。

+αとして、関係代名詞の制限用法と非制限用法について。

これは関係代名詞の前に『,』が有るか無いかなのですが、大きく意味が違ってきます。

She had three sons who became doctors.
(彼女には、医者になった息子が3人いる)
→他に、医者にならなかった息子もいるかもしれない。

She had three sons,who became doctors.
(彼女には息子が3人おり、みんな医者になった)→息子は3人しかいない。

そう言えばそんなことも習ったなあと思い出されている方もいるかと思います。

この関係代名詞の用法は会話でも意外と使われるので、覚えておくと便利です。


娘の力作@図工展。食べられません。


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