この二人って、ある意味好対照だと思う。
ウケ方を意識している、していないが逆に私のツボには
逆転してはまる。
つまり、妙にパフォーマンスにこだわり、
若者のことを理解できるんですー、キャラが立ってるんですー
とまさしく自己主張を重ねる麻生には、「あ、そう」って思って
しまう自分がいる。
一方で、「へえー、キャラってなんですか?」
と敵方に尋ね、「キャラクターのことだよ」と返されると、
「それじゃ、私はノーキャラだ」と即座にしれっと返す
福田さんには、クスリと笑わされてしまう。間のとり方と
とトーンの変わらなさが何だか笑いを生む人だなと思う。
それは虎視眈々と獲物を狙うがごとく、目をギラギラ
させているアソウと、出馬を聞かれて「まだわかりませんから」
と言いながらも笑みをおさえられない不器用な福田さんの
顔とか姿勢とか受け答えにもダイレクトにあらわれてる気が
する。
思えば福田さんは、小泉が首相だった頃に官房長官
だった。メディア対応を一手に引き受け、いわゆる調整役を
務め上げた。その頃から、表には出ないウィットをそれとなく
持っている人だなーと思っていたのだけれど、首相となると
どうなるのだろうか?
今、政治の混乱期をとりあえず諌めるという意味でも
調整能力のある福田さんに個人的に期待したいというところ
はあるけれど、政策的なこととかはまた別にして、小泉政治
以降のパフォーマンス政治を諌めてほしいという期待もある。
アソウになったら、アニメとマンガがわかってますという顔
をしながら、更にパフォーマンス性を強めていくだろう。でも
若い人にそのことをいくら秋葉原で強調したって、若い人に
とって切実なのは雇用とかの話でしょう?オタク文化をもって
して、若い人のためになるどんな政治ができるというのか?
「タロウ、タロウ!」と歓声をあげながら応援をする若い人たち
は、そのへんをどう思っているのか、はなはだ疑問だ。
受ける受けないがそのまま人気に比例してしまうのは
小泉の時で十分だろうに。