いや、以前からプロペラカヤックは注目してたんですよ。だって足でペダル回すだけで進めるんですから。しかも逆回転でバックもOKって、どれだけ取り回しがいいのって話ですよね。フィンを交互に動かして動力を得る足踏みカヤックは、確かにスクリューの音がしないので魚に気付かれにくいということなんでしょうが、私そもそも釣りしませんから。少なくともフィン式のやつはバックできません。それはちょっとダメですよね。
で、何気にYoutubeだらだら観てたんですけど、こんなの見つけちゃった訳です。
スペックを見てみると、耐荷重130kgとなっていますので、ちょっと太目の方でも何とか乗れちゃいますね。そして問題の仕舞寸法。二分割ですが、長さは前部分が171cm、後部分が166cmとなっています。N-BOXですが、確かカズチャンネルの動画で見たところ、後席を倒せば180cmくらいの人でも寝ることができるスペースができるというような内容があったと思いますので、未確認ながらN-BOXにも搭載可能ということになります。
私の場合は、これを水に浮かべてうろうろしながらも、寛ぎながらそこで無線でもできるかな、なんて考えてた訳です。何と言っても竿立てが最初からあります。釣竿を使ったアンテナなんてそれこそ当たり前のようにありますからね。もちろんモービルホイップは船体に穴を開けて基台プレートをねじ止め、という形になるでしょうけどね。
まあ懸念されることがない訳ではありません。敢えて言えばそれは、
分割部分の耐久性
です。でもですよ、よく考えてみて下さい。カヤックなんて毎日使うものじゃありませんよね。折りたたみ自転車も折りたたみのヒンジ部分の強度不足が随分叩かれたことがありました。まあ人によってはほぼ毎日使うことになりますから、溶接不良からくる強度不足など話にならないものの、ある程度しっかりしたものでもガタがくるのは意外と早かったりするものです。ただカヤックは別ものでしょう。月に1回乗れればいいところ。下手すると半年くらい放置してしまいそう。そんな使用頻度となると、耐久性はむしろ材質劣化に向けられるべきですね。接合部分の応力による劣化よりも、紫外線による劣化の方が重要視されるべきと考えます。つまり、ここでも小型分割化の恩恵を受けることになります。既設の物置でも保管できるとなれば、購入のハードルは更に低くなるでしょう。
私も、大きければ軽トラの荷台に載せて鳥居に立てかければいいじゃないかとすら思っていましたが、分割してスペースを確保することで別の荷物も運べるようになりますよね。しかも立てかけとなると荷崩れや転倒の危険性もある訳で、そういうことを避けるためにも得策ではないかと。先の「分割による耐久性低下」などは心配するに足りぬ内容ということが言えるかなと思っています。
って、買う訳じゃないですよ、すぐに。それなりにいろいろ購入前にやることはいっぱいありますからね。特に重要なのは資金調達。(笑)