電車→無線→電車→自転車 | 北アルプスのほとりからですが、何か?

北アルプスのほとりからですが、何か?

仕事の都合で、群馬から長野は信濃大町に居を移すことになりました。

奇跡的に脚の具合がよくなったので、とりあえず出発することにしました。当然ながら開始時刻がそこそこ早く、かつ出発時刻にも余裕を持たせたいため往路は当然ほとんど電車です。

 

毎度の多々良駅。自宅から400mという近さはいつも助けられてます。おかげで都内へも、当然県央方面にも躊躇なく旅行できます。

 

 

乗車した列車は伊勢崎行きですから、黙っていても乗換駅まで連れて行ってくれます。ただワンマン運行の弊害でしょうが、太田駅での待ち合わせ時間が長く、10分近く待たされたんではないでしょうか。やはりそこは何とかしてほしいなと思いますね。単線区間とは言え、優等列車が走っている時間ではありませんからね。

 

伊勢崎で乗換、JRの改札を入ってホームに上がると、既に高崎行きの電車が待っています。そうそう、両毛線の車両はボタン押さないとドアが開閉しないんですね。東武のつもりで待っていたら開かないので、ああそうかとやっと気づきました。で、前橋到着しても後ろの人が急いでいたらしくボタンを押されてしまいました。

 

とりあえず駅の外で1枚。そしてそそくさと自転車を組み上げます。

 

 

ヤマダグリーンドーム前橋は、まあぶっちゃけ競輪場な訳です。そこになぜか自転車で行くというのも因果なものですが、距離もあったの2.6kmほどなので天気がよければそれほど苦になりません。本来は別ルートを通る予定でしたが、帰路に上毛電鉄の中央前橋駅から乗車するつもりでしたので、そちらを通って目的地に向かいます。むしろこちらの方が道が微妙に狭くなっていて信号の数も少なく、自転車にとっては走りやすかったかもしれません。

 

10分もかからないうちにグリーンドーム前橋に到着。当然ちゅうりんじょうは設置してありますし、私自身もチェック済みでしたので堂々と駐輪させていただきました。

 

 

最初勘違いして2階に行ってしまったのですが、子供向けのアトラクションをやっていたので案内所で場所を訊いてしまいました。何と1階だったそうで、やっちまったなと思いながら再度エレベーターで下りて正面から入場しました。

 

 

さてどんな感じかな、と思ったのですが、ほとんどがジャンク市でした。無線趣味の方々にとってはお宝満載というところでしょうが、私の場合そこまでオタク度を高められていないということと、仮にお金に余裕があって購入できたとしても、一体どこに置くというのだという非常に深刻な問題を抱えておりますので、ただただ見るだけに徹しました。それにしても年齢層は高いです。50の私が小僧に見えるほどです。

 

 

午後にもいろいろアトラクションがあったそうです。JARL会長の挨拶やら演歌歌手の方の歌の披露もあったとか。抽選会の申し込みをしましたが、当たる訳ないし最初からそそくさと午前中だけで買えるつもりでしたので、到着したのが午前10時半あたりでしたが、午前11時ちょっと過ぎには既に会場を後にしていました。ちなみにですが、知り合いの局長さんお二人程からお声をかけていただき、アイボールQSOとなりました。サイクルキャップかぶってたのですぐわかったんでしょうね。あれ自転車を匂わせない服装だと、恐らく見つからなかったと思います。

 

とりあえず会場を後にしてヤマダグリーンドーム前橋を正面から1枚パチリ。

 

 

その裏手になりますが、利根川の土手の上はなかなか風光明美な場所でありました。奥に見えるのが榛名山です。

 

 

少し余裕があったので、D-STARレピーター経由で、高崎430から花巻430へのゲート越えにてCQを出してみました。いつもこちらでお世話になっている女性のハムの方ですが、運よく応答いただいてしばし歓談となりました。携帯電話からして、野外で遠方の人と話をするのは当たり前ですが、通信料もかからず遠くまで声を飛ばせるというのは、また違った趣がありますね。

 

さて一路上毛電鉄中央前橋駅を目指します。往路で経路確認済みですので、思いのほか時間がかからず到着できました。ほんの5分ほどじゃなかったでしょうか。

 

 

上毛電鉄は、ICカード未対応路線なので、券売機で切符を買う必要があります。まあそれも見越してちょっと余裕を持ったつもりだったんですが、ついでに喉が渇いていたので自販機でお茶を買っていたところ、結構乗車が発車時刻ギリギリになってしまいました。椅子に座ってほんの十数秒で発射したという記憶です。

 

これは乗車前に、停車していた車両を素早く撮ったものです。

 

 

上毛電鉄の車両は、顔の色が全部違うんですよね。先発は緑の方でしたので、そちらに乗車ということになりました。中央前橋駅では1台だけ自転車持ち込みの方がいらっしゃって、私と同じ終点の西桐生まで乗車しましたが、逆方向の電車では結構頻繁に自転車の乗り降りが確認できて、サイクルトレインの試みは十分定着してるんだなという印象を受けました。

 

出発して、のんびりとした群馬の風景の中を通っていきます。JR両毛線は、南側の低地を徐々に来たに向かって桐生に向かいますが、上毛電鉄は、前橋からすぐにそこそこ北に進路を向け、ちょっと標高の高い場所を東に向かっていきます。2両編成の車内がガラガラでしたけど、だったら尚更応援しないとなと思いました。ちょっと余裕が出来たので、車内で撮影。まずは切符。入鋏されたやつみたの何年ぶりでしょうね。上電乗るときは往復乗車券だったので、入鋏はありませんでしたから。今回は片道なのでこうなりました。

 

 

自転車が載せられてますね。この後、発停車ごとの加減速が結構厳しいので、座席端にあるポールに寄りかからせました。

 

 

途中東武線の車両を発見。赤城駅で乗換が可能ですが、今回は自走できそうなので終点の西桐生まで参ります。

 

 

実は、足の状態が悪ければ自転車自走は断念して、ここ赤城駅で東武線に乗換、帰宅も考えていました。加えて、普通列車では太田駅での待ち合わせ時間が結構出てしまうので、いっそのこと特急りょうもう号に乗って館林駅前で行ってしまい、そこで下車して自宅までちょっと走ろうか、などとも考えていました。残念ながらその計画はなくなりましたが、いつか赤城駅から特急りょうもう号を乗って館林まで行ってみる、なんてこともやってみたいなと思っています。

 

ほどなく西桐生駅到着です。所要時間は40分くらいでしょうか。これJR両毛線となるとほぼ半分の時間で前橋から桐生に行けますので、正直沿線住民の利用がなければ厳しいということになりそうです。

 

 

ここから一路JR桐生駅を目指します。その近くにメガネの金子さんがあって、そこであるものを販売してるんですね。ちょいと寄らせてもらいました。

 

 

伊勢崎にある自販機食堂のオリジナルグッズが自販機で売られてるんですね。これは買わねばと思っておりましたので、ついでに寄らせてもらったという次第です。

 

買ったのはこの2つ。

 

 

さて、これで用事は全て終わりました。一路渡良瀬CR始点を目指します。で、何気にサクッと到着。

 

 

下の写真の地図は、桐生市内の部分しか表示されてません。この先足利市を通って群馬県館林市へ、さらに群馬県板倉町から再度栃木県に入り栃木市から茨城県古河市へ。しばらく住むと利根川CRと合流して終点となります。

 

一度土手を離脱して栃木県足利市に入ります。

 

 

信号を右折して再度土手に合流、そのまま下流を目指してひたすら走ります。

 

 

足利日赤病院の隣にあるオープンセット。ここに只今、渋谷スクランブル交差点を建設中です。まだ中を見ることは出来ないみたいですが、道路使用許可下りないなら作ってしまえ、という発想はさすがに大胆と言えますね。それで行かにリアリティーを出すかっていうのもかなり難しいことなんでしょうけどね。

 

ちょうど葉鹿橋を通過した直後にデジコミでCQを受信。早速応答して交信をさせていただきました。赤城山の鳥居峠からだそうですが、ここから直接見える場所ですので電波は強かったです。振り返れば赤城山がそこにありました。距離27kmとのこと。

 

 

しばらく走ると足利市街地に入ってきます。緑橋を北から南に渡って、河川敷におります。ここだけCRが河川敷なんですね。信号がないのでかなり快適と言えます。と、あの有名な渡良瀬橋が見えてきました。ということで自転車と一緒に記念撮影。

 

 

 

森高千里さんさまさまです。こんな何の変哲もない、しゃれっ気ゼロの銀色の橋なんて見向きもされないはずなんですけどね。ありがたやありがたや。

 

会その後、中橋を同じようにくぐって田中橋をくぐったところで土手に出ます。後はほぼ東武伊勢崎線に沿って自宅まで走るだけ。田舎なので思いのほか信号がありません。田中橋から自宅まで信号は2か所のみ。うち1か所は回避可能。10km以上信号なしで行けるというのはなかなか経験できないと思いますよ。

 

午後2時半、無事自宅到着となりました。走行距離33.6km、純走行時間1時間47分でした。ばたばたとしましたが、私のように盛りだくさんのスケジュールでないと満足できない方にはお勧めかも。いや、勧められないですね。(笑)