こんにちは、ひよこです


瀬波温泉にはお泊まりした後は、

かねてから行ってみたかったのが

村上市にある

千年鮭 きっかわ


村上市は新潟県最北の市で、高田栃尾

と同じ城下町


巧みな町おこしをしていて、

鮭と北限のお茶の町でもあります


瀬波温泉は何度も来ているのに、村上の町は

ほとんど無知に近いかも?


村上の町屋巡りは最高❗️


何となく見たことある人も多いでしょう?




キメてるひよこさん、こんなところでポーズを

決めているけど、こんなに

美しかったかしら?


知らんぷり知らんぷり知らんぷり知らんぷり知らんぷり知らんぷり知らんぷり知らんぷり知らんぷり知らんぷり知らんぷり知らんぷり知らんぷり




入り口は左側にあって、軒先に鮭が

吊るされていた





ひらめきお金を受け渡しするトレーも鮭




中は、まるで古民家の博物館のようあんぐり




ここでは鮭の他にも、甘酒、麹、なども

作っている


ニヒヒ美味しい❗️ 酔っ払い酔っ払い笑い泣き笑い泣き


ちょっと不満旦那は手当たり次第に試食をしているわ

これは絶対に何か買っていかないと……




入り口には、ここで作られている

甘酒が温められている


ニコニコふだん、私が作る甘酒は

酒粕のものだけど、米麹の甘酒も

たまにはいいもんだわ……


麹って不思議な力があるのよね!

こんなに甘くなるんだから……


売り場の奥には、憧れていた風景が……


泣き笑いきゃー

これよ、これが見たかったのよ!




泣き笑いこんなに圧巻な光景ある?


女将さんが私に色々説明してくれた


ニコニコここに吊るされている鮭は2種類あって、

一つは

塩引き鮭

もう一つはお酒のおつまみなどに使われる

鮭とば

で、熟成期間はまったく違います


ニコニコどちらも使うのはオスだけで、

村上の沖合で獲れたものだけです


あんぐり村上の鮭は三面川に遡上した鮭を

使うのかと思っていました


ウインクここにあるのは全部、

村上の沖合いで獲れたものですよ


あんぐりあんぐりあんぐりあんぐりあんぐりあんぐりあんぐりへ〜



こちらは塩引き鮭


ニコニコ新潟の大晦日には塩引き鮭を

いただくのがならわしよ!

そして神棚に塩引き鮭の

一の鰭(いちのひれ)

をお供えしますよ



ニコニコそして村上の鮭は腹を2箇所に分けて

裂くから、お腹の途中で寸止めしています


ひらめきこれには理由があって、村上は城下町…

武士が切腹を嫌ったから、と聞いたわ…

そして頭を下にして吊るすのも、

お殿様に対して頭を低くする…

という意味みたい


キメてるひよこさん

塩引き鮭と新巻き鮭の違いは?


ニコニコ新巻き鮭は

内臓を除いた鮭を塩漬けして、

干したもの


ニコニコ塩引き鮭は

同じく内臓を除いたところまでは

新巻き鮭と同じなんだけど、

塩のすり込み方が違うわよ…

手で塩を丁寧にすりこんで

1週間の塩漬けした後に塩抜きして、

きっかわさんでは

3週間干して熟成させて出来上がり


手間の掛け方がまったく違うのよ



こちらは鮭とば


ニコニコ私はお酒を飲まないから、あまり

食べないけど、お酒のアテに大人気


女将さんが教えてくれました

ニコニコ鮭とばは約1年間干しておきます…

梅雨時はカビが発生することもありますが、

そのカビがいい味を出してくれます


ニヤリこの村上の土地の寒風と湿度が

鮭の熟成に必要不可欠なんです


あんぐりまるでハムやチーズを熟成するのに

似ている


ひらめきまるで作り物みたいに、カチンコチン

に見えるわ




あんぐりこれは初めて❗️

鮭の白子の寒風干し⁉️


これこそ、お酒好きな人にはたまらない

でしょうね?




鮭のすぐ下には井戸


きっかわさんの歴史を見ると、江戸時代に

米問屋から始まった…と、言われて、

その後、明治の時代には酒造業をやられて

いたようだ


あんぐりもしかして、この井戸は江戸からづっと

守り続けている井戸?




あんぐりトイレがまたすごい

中は現代風だけど……




村上では3月から

町屋の人形さま巡り

が1ヶ月間開催される


ひらめきまだ2月の後半だけど、ここはもう

お雛様を飾っているのね


女性は人形巡りがメインだろうけど、

私の性格は男知らんぷり


雛人形より、鮭を見るのが楽しみ




きっかわの道路を挟んで前には

嘉門亭

と名付けられた、村上茶のお茶サロンが…


真顔入ってみたいけど、私のように

ガサガサしたおばさんには、場違いだわ


きっかわさんでは


ネットより

井筒屋

という鮭料理専門店もやっている




そして、きっかわさんのすぐ隣には、

益甚酒店


この酒屋さんは、国の登録有形文化財に

指定されていて、地酒を販売している


ひらめき大洋盛

の樽が置いてある




悲しい和菓子の早撰堂

今日はお休みなのかしら?

こちらも国の登録有形文化財




益甚酒店の前に、こんなものが?


真顔何が書いてあるのかしら?


大町(おおまち)


村上城の大手門(追手門)前の町。

上町との境は、安良町へのT時路となり、

高札場があって『札の辻』と呼ばれた。

寛永十年(1633)、元羽黒にあった羽黒神社の

現地への遷宮の折、当町が車に載せた太鼓を

打って町を練り歩いたのが、村上大祭の

初まりとされる。同一二年(1635)の

村上惣町並銘々軒付之帳には

家数は三十七軒とあり寛文五年(1665)の

文書には当町に十一軒の造り酒屋が見える。

大町の由来は城下の中心的な繁華な

意味を込めたもの


あんぐり栃尾にも大町があるわよ!

全国の城下町にある大町は、大手門と

関係があるのかもしれないわね…


余談

実は村上が現在のように町おこしに

成功した理由に、きっかわの

15代目当主(現社長)が

大きく関わっている

近代的な町作りを目指したい行政に対して、

城下町、鮭文化、町屋、……

古いものを大切に残していく町作り…

それを推し進めてきた立役者が

この人だということ


町屋、鮭、茶、雛人形、屏風、堆朱……


きっかわの社長さんが会長を務める

『むらかみ町屋再生プロジェクト』

が『美しいまちなみ大賞』など、

数々の賞を受賞している


真顔なんとなく、長野県の小布施

似ている


ニコニコでも、一つ言いたい❗️

小布施や川越のように古い町並みを

再生して観光客をたくさん受け入れている

観光地も、私が見る限り趣旨を外れて

若者たちや外国人をターゲットにしようと

奇抜なお店を出店したり、何でもいいから

お客を呼び込もう!という安易な姿勢が

みられる

そんなことをしても一過性で

終わってしまうんじゃないだろうか?



知らんぷり今度はゆっくりと1人で村上の町を

歩きたいわ





終わり