祇園は京都観光には、欠かせないエリアであり
その存在意義は、オーバーにいえば絶大だ。
四条通から、花見小路通に入ると舞妓さんらが行き交い
活躍する場の祇園界隈。連日多くの人たちでにぎわいを
見せる地域である。
この花見小路から南に行くと、「弥栄会館」の瀟洒な建物が
たたずむ。例年、京都の春を告げる、「都をどり」が、行われる
祇園歌舞練場は横にある。(今年の、都をどりは南座で開催)
この弥栄会館が、帝国ホテルのホテルに様変わりすることが
伝わってきた。
弥栄会館は1936年(昭和11年)に建設され、地上5階、地下1階の
鉄筋コンクリート造り。
今は観光客が伝統技芸が観賞できる「ギオンコーナー」などがあり
国の有形文化財に指定されている。
弥栄会館を所有する、「八坂女紅場学園」が帝国ホテルに
賃貸し、2022年春にも開業する予定だそうである。
ホテルに転換しても、規模は大きくにはならないだろう。
こじんまりとした格好のように思えるから。
弥栄会館のつくりは、姫路城をほうふつさせる
お城の風格を持つといわれる。見方によってそんな気も
しないではないが。
最近、雑踏が目立つ、この地区の入り口にはお茶屋の「一力」の
ユニークな建物が見られる。
さらに、花見小路の南には臨済宗の建仁寺があり
祇園の街並みと、背中合わせになっている。
弥栄会館が耐震工事を済ませて、帝国ホテルに変わるのは
しのび難いようにも思えるが、一つの時代の流れともいえよう。
ちなみに、帝国ホテルの本店は東京。大阪や
長野県の上高地にも、帝国ホテルがあり、いうまでもないが
ブランド力は抜群。


