
阪急電車の京都線の西院駅と、嵐電西院駅の呼び名が
それぞれ異なる。以前から気になるので西院駅に途中下車して
調べてみた。
阪急西院駅は、文字通りの「さいいん」。しかしすぐ近くにある
嵐電西院駅は、「さい」と呼ばれる。

上の写真は阪急。下は嵐電。それぞれ表記が違う。

「さいいん」と「さい」。京都らしく、いわく因縁のある歴史的文言の気配を感じさせる?。
いろんな資料を見てみると、この違いが判明の気配。
阪急の「さいいん」のルーツは平安の時代にさかのぼる。
平安京を開いた桓武天皇の皇子が御所の西方向に
離宮を構えていたので、この地名にちなんで「西院」となったらしい。
一方、嵐電の方は当時、この駅付近は川になっていたので
仏教由来の「賽(さい)の河原」から、その名になったと推測される。
いずれも、確証はないので断言はできない。

嵐山と四条大宮を結ぶ嵐電の西院駅。嵐電は、正確には京福電鉄。
京福電鉄と阪急電鉄が同じ系列会社であれば
「さいいん」と「さい」という、紛らわしい駅名にはならなかったのでは思われる。
嵐電の開通は明治43年。阪急より早く京都市内に電車を走らせた。
駅名が統一できない理由は、この辺に起因するのでは憶測する。
