
京都東山にあり人気の「哲学の道」から、大文字山麓の法然院に向かう石段。

さらに参道を進むと、茅葺の山門にさしかかる。
奥は法然院の境内。モミジが紅葉しトンネルを
抜け出すような構えの構図になった。
ここで写真を撮る人が多かった。
法然院は鎌倉時代初期に比叡山で修業していた法然が
下山して、念仏の教えを開いた場所で法然が開祖である。
その後、幾多の変遷があったといわれる。

山門をくぐると、左右両側に水を表す「白砂壇」といわれる
盛り土のような恰好のものが目につく。
ここを通る事は心身を浄めて、浄域に入ることを意味するとのこと。
京都には、多数の寺院があるが珍しい存在だ。


境内の周囲はモミジが紅葉。季節の移り変わりが見られてひときわの風情が~。
「開かれた寺」という現在の法然院のポリシーから
拝観料は不要。さらに境内ではつねに個展、コンサート、講座などが
開かれているそうである。
観光客でごっがえす京都では、ユニークな寺といえよう。
余談になったが、最近の法然院のHPに
法然の問答の様子が書かれていた。その中のひとつの大意。
問 酒飲むのは罪なのか
答 本当は飲んではいけないが、世の習いと。
ついでながら「般若湯」は、僧侶の隠語で酒を意味していると辞書にある。
仏教と酒は何らかの関係があるのかも~。