
京都・伏見と酒造りでライバル的な関係にある
神戸、西宮の灘五郷。
神戸側の酒メーカーでこのほど、新酒や酒蔵の見学会があったので
出かけてみた。海岸部に軒を並べる灘五郷。
古くから酒蔵地帯として有名なエリア。
近郊で生産される良質の酒米と六甲山系の宮水が
この酒蔵を育んできた。その町並みはどこか懐かしを感じさせる。

樽酒の倉庫。吉野杉を使っているそうで
その使途は、鏡開きなどのイベントに用いられる。

樽のこも巻き作業の実演が、行われている様子。
PRではないが、正宗のブランドが見える。
酒の呼び名に、正宗がつくのは全国的に多い。
酒の銘柄の俗称と辞書にある。
天保年間に灘の山邑氏が名づけたのが始まりとされる。

この日は、酒造記念館なども公開され
酒の知識をゲットできた。
新酒の試飲も一般に行われて、左党にはたまらない。
酒好きはなぜ、左なのか~。
チンドン屋さんがイベントに参加。久し振りに
珍しいものを見ることができた。
焼きそばなどの屋台も出て、酒のサカナにも配慮の格好。
酒類の多様化が進行して、日本酒のステータス確保の
狙いがある見学会ともいえよう。
余談だが、京都では乾杯の際にビールでなく
日本酒でという、市条例が昨年に制定されている。

木造の酒工場から、鉄筋コンクリート化へ。
さらに、付近にはマンションが立ち並ぶ。
酒蔵地帯の風情は変わりつつある。