
先週末は各地で雪に見舞われた。
立春以後に、雪が降るのはよくある事だが。
歌の文句ではないが、春は名のみぞ~と唄われる。
この日、京都に雪が降り、どこへ行こうかと思案の結果
金閣寺に行ってみた。雪景色を見るために。

京都市内の北部にある金閣寺。
東山にある銀閣寺とよく比較されるが、金閣、銀閣とも
禅宗の臨済宗相国寺派の塔頭。
室町幕府を築き上げた足利義満が、当時公家だった
西園寺公経の別荘を譲り受け、北山殿とした。
今から約600年前になる。戦後、若い僧侶の放火によって
建物は消失したが、その後再建された。
建物は三層(三階)からなり、上二つは金箔造りだが
下には、佛さまが置かれいるそうである。
義満の没後、寺院となる。
最上階の先端の鳳凰は、宇治の平等院に似ているように思われる。

金閣を中心とした庭園、建築物は
極楽浄土を、この世に表現したものと言われる。
義満の時代には、いわゆる「北山文化」の拠点と
されたそうである。そして、中国貿易の舞台にもなったところで
今の時代を先取りした格好。もっとも、平安末期の平清盛の頃も
中国との交易は盛んであったが。

この日は夜中の積雪は、昼間には雨ないしみぞれに変わった。
この天候にも拘らず、多くの観光客で賑わっていたのが印象的。
