
もう晩春というか、初夏の頃。
菜の花は春の花だが、たまたま菜の花の
ユニークな詩を見た。
明治の詩人「山村暮鳥」の、菜の花の言葉ががほとんどの詩だ。
題名は「風景」
ちよっと、読みにくいかもしれないが
キーボードを動かしてみる。
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめなのなのはな
いちめんのなのはな
かすかなるむぎぶえ ※
いちめんのなのはな

いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
ひばりのおしゃべり ※
いちめんのなのはな

いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
やめるはひるのつき ※
いちめんのなのはな
こんな調子で、心のひだに残る感じだ。
一方で、こんなのもある。
「赤い林檎」というタイトルで書かれている。
こどもはいう
赤い林檎の夢をみたと
いいゆめをみたもんだな
ほんとにいい
いつまでも
わすれないがいい
大人になってしまえば
もうにどと
そんないい夢は見られないんだ
山村暮鳥の本名は土田八九十。
先日、大型の竜巻のあった群馬の生まれ。
初めは頽廃的な詩風だったそうだが
次第に人道的、牧歌的な作風に転じたと。
おしまいに。
芭蕉の俳句。
「行く春を近江の人とおしみける」