
「麦秋」は小津安二郎監督の有名な映画のタイトル。
麦秋といえば、この言葉が頭に浮かぶ。
ある牧場レストラン(神戸)で見たのだが
初めはなんだろうと思った。
麦をドライフラワーのようにしたデザイン風。
今は初夏。麦の取り入れの季節。
こうしたところから、麦秋という言葉が生まれてきたそうである。
辞書によれば
あき(秋)の言葉には、百穀熟成の意味があり
単にオータムは普通の秋だけではないらしい。
もっとも秋は実りのシーズンでもあるが。
それにしても、昨今は麦畑の風景が見られない。
むかしに変わって、農業の様変わり現象であろう。
小麦粉などは、米国から輸入の時代に入って久しい。
貧乏人は「麦飯を食え」といったのは高度成長期の
先陣を切った池田勇人元首相だった。
当時は、麦が普通に栽培されふんだんにあったのだろう。
池田さんのこの言葉は、食言(?)とも言えるが
懐かしい昭和の時代だったようにも思える。