優美な京扇 | 世情いろいろ

世情いろいろ

日々、思いついた事、感じた事を写真をまじえながら
記録していきます。そして季節性を取り入れながら。ジャンルは
多岐、多彩にと思っています。

イメージ 1
 
 ここ数年は夏が暑く、電車内では
 
扇子で涼を取る風景が、ふんだんに見られる昨今。
 
 特に今年は原発事故で節電ムードが加わり
 
余計にそれが目立った。
 
 
 扇と言えば京扇が連想される。
 
実用的にはどんな扇子でも良いが
 
 京扇というと、どこか「センス繊細さ」を感じる。
 
扇子の誕生は平安初期と言われている。
 
 源氏物語の絵巻物に登場したようにも思うが。
 
室町時代に入り、日本の扇の基本ができ
 
 江戸時代になると、扇子作りは
 
冠、鳥帽子などとともに「京の三職」として栄え
 
 一般生活に用いられるようになったそうである。
 
扇子はあおいで涼むツールだけでなく、人生の節目にも登場する。
 
 初めてのお宮参り、七五三、婚礼など。
 
現在では茶道、舞い、狂言、能など文化面で多用されている。
 
 
イメージ 2
 
 これは祇園のお茶屋に並べられた
 
舞妓、芸妓さんのうちわ。きれいどころの客への
 
夏のプレゼントに使われる。また、装飾としてのうちわの役目も果たしているのだろう。
 
日本は伝統的に省エネの考えが自然と
 
 醸成されきたようにも思える。
 
話題は扇子から、うちわと移ってきたが
 
 京都の五条大橋の西側に
 
扇塚の碑があり、この一帯は、その時代に扇屋さんが
 
 集中していた名残りの証しである。
 
イメージ 3
 
 産寧坂の光景。日傘が店先に並んでいる。
 
オーバーにいえば、京都は省エネ発祥の地かもしれない。