



江戸時代に日本海の小浜あたりから
京都を結ぶ交通路は新鮮な魚を運ぶ 若狭街道として京都の台所を潤していた。
今はなぜか”鯖街道”として有名になっている。
京都と鯖の関係はそのむかしから
食材として、切り離せなかった存在だったらしい。
この鯖街道の途中にあるのが「大原の里」。
大原から2キロほど北上したところに
今回のテーマの「阿弥陀寺」がある。
紅葉がきれいだと、雑誌紹介で知らされる。
三千院を見ないで、ここを訪ねてみた。
阿弥陀寺の門前は、なぜか中国風。
資料によれば阿弥陀寺は
慶長14年(1609)に弾誓上人が開いたとされる。
この門から本堂への600メートルの沿道が
モミジの木で包まれる。
杉などの木々なども混じり
うっそうとした雰囲気が周囲を包み込む。
坂道の途中に、樹齢800年といわれる
モミジの大木がある。(京都市の天然記念物)
あたりは、木が立て込んでいるだけに
全景写真が撮れない。
阿弥陀寺は質素な感じの建物で
素朴な風情。
歴史的には、皇室との結びつきがあり
重文なども残されているが
ただ、静かな佇まいが一番のように思われる。
山モミジという言葉があるが
そんな表現が合うようなモミジが印象に残る。




