



先日、天気のいい日に
おもしろい雲が見られたので
写真に撮ってみた。
「天高く馬肥ゆる秋」の言葉がある。
なぜか、最近はこんな言葉は
あまり聞かれないようだ。
秋は空が澄み渡って、高く晴れ
馬は肥えて、たくましくなるという意味で
秋の好時節を表現した例え。
秋の空は毎年、高く見えるが
馬の姿はほとんど見なくなった。
競馬場あたりに行けば、存分に見られるが
それは別として。
馬にはわるいが、先ごろ「馬刺し」の
産地偽装のニュースがあり、食品の偽装事件は
ここまで来たかの感じ。業者は「うまく」だませると考えたのか。
本題からだいぶ外れたが
秋の空に向かう。
秋の天気は変わりやすく
天気のあわただしさを感じるという文章を
読んだ事がことがあるが、同じ想いだ。
秋の空の雲には鯖(さば)雲、鰯(いわし)雲、鱗(うろこ)雲と
魚に関係する雲が多い。
辞典を調べると漁師は鰯雲を
大漁の兆しと見たようだ。
写真の雲は多分、鰯雲と思われるが
鰯雲は斑点状または列状い広がり、高層雲とも言われる。
「秋の空は七度半変わる」という言葉がある。
秋の天気は変わりやすいという例え。
「半」という中途半端な数え方がおもしろい。
七度(ななたび)だけでは、味気ないのかもしれない。
奥ゆかしい、言い回しだ。
秋の空といえば、すぐに思い出されるのが
「女心と秋の空」と「男心と秋の空」。
どちらが正しいのか。
その心は、当該する人の気持ちの中にあるのではないか。
(写真は最近の奈良県下で)