


だらりの帯と共に舞妓さんの
シンボル的存在である。
おこぼは、桐でできており10センチ位の
高さがある。表には畳が張られている。
舞妓になったばかりの頃は
鼻緒は赤で、少しするとピンクになり
さらに紫などに変わるそうである。
おこぼの語源は、履いて歩くと
コボコボと音がすることから、来ているとの事。
一方、舞妓さんの上のランク(?)である
芸妓さんは下駄か、草履を履く。
お茶屋の玄関の履物を見れば
何人の舞妓さんと何人の芸妓さんが
来ているのが分かるそうである。
しかし、夏などの浴衣姿の時は
舞妓さんも芸妓さんも、草履を履くとの事。
最近は、舞妓、芸妓さんもホテルなどの宴席に出る
機会が増えている。
そんな時は、床が傷むのでおこぼや下駄でなく
草履を履く。
毎日、祇園あたりを訪れているわけでないが
普段に、おこぼを履いた舞妓さんの姿を見かける
シーンはほとんどないように思える。
限られたイベントの時だけのようにも。
時世の移り変わりか。
足早な様子の姿だけが、目につくようである。
参考 「京都 舞妓と芸妓の奥座敷」(相原恭子著 文春新書)など。