「僕らの歌舞伎」、

発行から5年経ちました。

 

尾上松也を筆頭とした、15人の

若手歌舞伎俳優たちへのインタビュー。

 

「僕らの歌舞伎」 葛西聖司・著 

 

 

彼らもあれから

5年の歳月を重ねたわけです。

 

中には結婚されたり、

お子様が誕生したり、

その子が初お目見得をしたりなど、

変化がありました。

 

 

それにしても⋅⋅⋅

歌舞伎界の今を考えると、

時が過ぎるのが速く感じます。

 

特に昨年からのコロナの影響により、

経験できる舞台の数が、

確実に少なくなっています。

 

コロナ前であれば、1日の公演の中で、

複数の演目に出演が可能でしたが、

いろいろな規制がある現在は、

出演は多くても、2演目。

 

先輩の役者さんの舞台を、

同じ舞台の上から、また、

舞台袖などから見ることも

勉強のひとつだったでしょうが、

今はそれも制限されているようです。


「僕らの歌舞伎」世代の役者が、

昨年8月の歌舞伎再開後に、

どんな役を勤めているのか

気になりました。


 

2019年「新春浅草歌舞伎」のポスター。